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7月1日にグランドオープンを迎えた神戸市立湊山小学校跡地の複合施設「NATURE STUDIO」。みなとやま水族館を中核施設として、フードホール、ハーブショップ、カフェスタンド、保育所、学童保育等の商業・公共複合機能を盛り込んだコミュニティ型拠点施設です。
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自然とのつながりを楽しむ
ピクニックガーデン PICNIC GARDEN
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敷地内のほぼ中央に位置するピクニックガーデン。かつての校庭に広がる緑地で、エディブルガーデンの別名もあります。
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ハーブショップの前のから人工の小さなせせらぎが流れています。
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芝の張られた小さな築山に沿って流れる小河。
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小さな自然が誕生した途端、虫などの行動も変わるのか、複数のシオカラトンボが飛び回っていました。
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木陰の出来たスペースには、ハーブ等の食べれる植物が植えられのではないかと思います。
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小河に足を浸して遊ぶ子供達。近所の公園感覚で楽しめる芝生の緑地空間は重宝される事でしょう。
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ピクニックガーデンの南側にはみなとやま水族館の付帯施設として、フィッシュポンドが備わります。
フィッシュポンド FISH POND
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小高く盛られたスペースに設置されたのが、フィッシュポンド。文字通り「魚の池」です。
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ドーナツ状の池には橋も渡されています。
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池にはニジマスが多数泳いでおり、釣り堀として、ニジマス釣りが楽しめます。生サーモンをエサにして早速、釣りにチャレンジ。
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釣れるのは2匹まで。サーモンをちぎって小さく針に付けるとすぐに釣れます。
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釣れたニジマスは生きたまますぐに調理に向かいます。
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カフェスタンドのガーデンキッチンで釣れた魚を調理してくれるまでが一律料金に含まれています。
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5分程待つと、揚げたてのフライの出来上がり。アツアツホクホクの美味しいニジマスのフライは骨まで食べれます。
フードホール FOOD HALL
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それでは、今度は校舎を活用した建物「EAST」2階に行ってみましょう。1階はみなとまや水族館になっています。
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かつての体育館を活用して天井の高い広々とした無柱空間が広がります。
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理科室で使われていた机を改修して、フードホールのテーブルとして使われています。
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北棟のNORTH1階(元給食室)で醸造しているクラフトビールを提供するビアスタンド「open air」とワールド・ワンの「あら りんご」が並んで出店。
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また同じくワールド・ワンのカレー専門店「マンドリル」も出店。NATURE STDIOのフードホールはワールド・ワンと提携が叶った事は幸いでした。
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よく冷えたクラフトビールを頂きました。open airは、このNATURE STUDIOのフードホールに先駆けて、元町にビアバー「open air神戸元町店」を5月に開業しています。
https://www.openair.beer
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マンドリルのカレーセットと共にクラフトビールを楽しみました。美味でした。
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デザートには、あらりんごのパイを堪能。このフードホールは、平日の昼間はご近所の主婦層も集う空間になりそうです。惜しいのは、フードホール内にはカフェ店舗がない事。スイーツもあるのに、珈琲がないのは
今後の増床エリアにも期待
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敷地内は中央より西側が現状、全て駐車場スペースに充てられていますが、アスファルト舗装のされていない緑のエリアには当初、低層新築建物の建設が想定されていました。
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神戸市の跡地開発の公募プロポーザルにおける優先交渉権者選定で村上工務店が提示した開発案では、カフェやレストラン棟の建築が想定されていました。コロナで計画の変更を余儀なくされた可能性が高く、状況の好転があれば、計画を履行する可能性もあるかと思います。
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既にフードホールはありますが、本格的なカフェやレストランの開店も期待したいところです。兵庫山手のお洒落ゾーンとして、地域の活性化とポテンシャルの拡大に貢献する施設と言えるでしょう。
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今後の公立学校廃校後の利活用の成功モデルケースとしても注目度の高いプロジェクトです。更なる拡大余地を残している事は吉かと思いますし、これまではローカルメディアに集中していた報道も全国区になれば、更なる集客が期待できるかもしれません。
https://naturestudio.jp/
NATURE STUDIO
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