7月より開始されたJR兵庫駅前南側にあったパチンコ店「パーラーダイエイ兵庫本店」の解体工事。着工から5ヶ月を経て、工事は佳境に入ってきました。
既に仮囲いの外から建物地上部の姿は確認できません。地上躯体は完全に消滅しました。
仮囲いの中は多少の瓦礫が残る程度になっており、いよいよ基礎の解体も開始されているようです。
解体を進めているのは生和コーポレーション。敷地の東側にも複数の老朽化した低層建物が存在していましたが、これらも解体されて、土地の集約化を進めています。
駅前広場に面した一等地の角地で、土地面積もそこそこあります。恐らく1,500平方メートル近くあるのではないでしょうか。新たに建設される建物にはランドマーク性が求められると共に、街のにぎわいへの貢献も必須でしょう。
この土地に東西と南側を囲まれて立っているIH兵庫。左側のゲートが設けられている土地も開発対象なのか、それともヤードとして一時利用しているのかは定かではありません。
上階は賃貸マンションになる事は間違いないでしょう。しかし少なくとも1-2階はテナントを入れる複合型のビル開発として進めて欲しいと思います。
この土地の南側でも生和コーポレーションは賃貸マンションの建設を行っています。
DXアンテナが本社を構えていた土地は、同社の移転と共に、西側にプレサンスコーポレーションの1ルーム賃貸マンションの建設が進みましたが、残る東側もマンションになります。
駅前立地の為、その利便性の高さから周囲にも分譲、賃貸マンションが集積しており、今後も土地が空けば、マンション建設は更に進んでいくでしょう。
向かいのJR兵庫駅前広場は神戸市が保有しています。キャナルタウンとして神戸市とUR都市公団が、90年代後半に再開発を進めました。これまではごくたまにイベントが開かれる位が広場の活用方法でしたが、今年の夏から「STAR KITCHEN PARK」と称したにぎわい空間が設けられ、キッチンカーの出店やベンチテーブルと人工芝の設置が行われました。夏期間のみの限定イベントかと思っていましたが、現在も継続中です。
また神戸市は、駅前広場内の運河の有効活用を検討しており、子供が夏場に遊べる親水空間として再整備する計画があるようです。
これを機にこの運河底のプール色のブルーの防水塗料を改め、もっと色の濃い塗料に変更してイメージチェンジも行うべきかと思います。
JR兵庫駅前パーラーダイエイ兵庫本店の解体撤去工事 地上部解体は完了 土地の集約化で新ランドマーク誕生? 駅前広場の再整備も
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