解体工事が進行中の旧F.Oインターナショナル本社ビル。トアロードと三宮中央通りの交差点から眺めると、もうすっかり建物地上部が見えなくなりました。一時的に空が大きく開け、開放感が出ています。
仮囲いの外から眺めると、殆ど建物があった様子がありません。後方の神戸ダイヤモンドビルが良く見えるようになりました。
ただよくよく見ると、まだ1階の壁が部分的に残されています。
南側の壁以外は完全に更地になりました。土砂が埋め戻しされていますが、地下階の解体も進められていたものと思われます。ただ既存建物の基礎は地中にまだ残されているでしょう。
この場所に来年末までに完成を予定している新商業ビルは地上6階建になります。テナントも既にシンガポール政府系ファンドの日本法人であるキャピタランド・モール・ジャパンが募集を開始しています。
個人的にはここに生田新道にある東急ハンズが移転してくれたらと考えています。そしてハンズ跡には西側で営業中のドンキホーテが移転開業すれば適材適所なのではないでしょうか。三宮中央通りには今以上に通行量が増えて賑わう目抜き通りへと変貌して欲しいですね。人が集中する三宮センター街からもっと外に排出させて南に回遊させなければなりません。この場所は大丸とセンター街の中間に位置しているので、吸引施設の立地としては適しています。施設内容は単なるテナントビルではなく、集客力のある1テナントの1棟借りが望ましいでしょう。
トアロードの三宮センター街入口付近にある河南ビルが改修工事中です。この界隈は建物の高さが綺麗に揃っています。
この地上3階建 RC造の建物は輸入家具・雑貨を取り扱っていた河南工藝社が営業していましたが、昨年10月末に閉店しました。建物は1935年築の近代建築で原科建築事務所が設計した作品だそうです。
改修工事でテナントビルとし再出発するのでしょうか。3月中頃には工事を完了する予定です。
F.Oインターナショナル本社ビル解体工事 建物地上部はほぼ消滅 付近では河南ビルが改修中
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河南工藝社は汽船のような窓や古い看板など全体がレトロ趣味満載の建物でしたね。うまくリノベーション出来たらいいと思います。
旧F.Oインターナショナル本社ビル跡地に東急ハンズ移転は賛成です。ただわたしとしてはハンズ移転なら跡地はドンキ移転よりも解体して緑の広場にしてほしいのですがね。
この生田神社からイスズベーカリーまでの生田筋はできれば鳥居をオシャレな現代風にデザインしたものを南北に並べて情緒を醸し出してほしいです。
とにかくステーキモーリヤの看板が目障りです。(笑)