神戸駅周辺

ABCハウジング神戸駅前住宅公園の解体開始 9月末までに更地化へ 跡地の開発計画は?


JR神戸駅近くは東川崎町のABCハウジング神戸駅前住宅公園は7月下旬をもって閉場しましたが、早くも施設内にあった各社ハウスメーカーのモデル住宅の解体が開始されました。



解体工事を担うのはフロンティア社。ABCハウジング他、ハウスメーカー各社が発注し、一括で解体撤去工事を進めています。



この土地はNTT都市開発が保有しており、長年に渡って住宅展示場として暫定活用を続けてきました。



住宅展示場として活用されてきた土地の敷地面積はおよそ2,500平方メートル程かと思われます。閉場のきっかけは契約期間の満了でしょうか。



しかしながら同住宅展示場は、2021年に面積を縮小した上でリニューアルオープンを果たしています。敷地の西側において、NTT都市開発が、複合ビルの神戸駅前JUSTスクエアを建設した為です。その後の契約期間は3年に設定されていたのでしょうか。



NTTは周辺に不動産を複数、保有しています。NTT神戸ビルは老朽化していますが、数年前に大規模な改修工事を実施済です。



NTT都市開発が跡地の活用を既に検討しているのでしょうか。敷地面積も大きく、住宅開発は都心誘導地区内に立地する為、規制されています。JUSTスクエア以降、同社は神戸アリーナや磯上通7丁目のテナントビル等、神戸エリアへの投資を加速しています。この神戸駅前の土地活用も同社の積極性が現れる象徴的なプロジェクトが始動する事を期待しています。新規のオフィス集積は三宮が顕著ですが、神戸駅前も利便性では負けていません。既にJUSTスクエアでは、サンテレビをポートアイランドから引っ張ってきた実績があるので、再び人工島から企業の都心回帰を進める為にこの土地の開発を実施するこう可能性はあるでしょうか。

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