2年前に高架耐震改修工事に伴う中央改札内外コンコースの天井や柱の改修と美装化及び照明の更新が行われたJR神戸駅。10数年前に西側に新設されたビエラ神戸口はまだ真新しい為、こちらの改修は実施されませんでした。ビエラ神戸はJR西日本のグループ会社である神戸SC開発が開業させた駅ナカ施設で、スーパーや飲食店、医療モール等のテナントを集めています。その中核的存在だった食品スーパーのコーヨーが1年前より長期休業に入っていましたが、現在は仮囲いが設置されて何らかの工事が進行中です。
どうやらビエラ神戸も一連の耐震改修工事を免れる事はなく、コーヨーの閉店と現状の工事は耐震化を目的としているようです。テナント案内図ではリニューアル中とされている同区画。工事の完了後にコーヨーが再出店するのかは不明です。先日、関東の高級スーパーである紀ノ国屋が関西一号店を京都に開店すると発表しました。今後、関西に10店程の開業を予定しているという事です。もしかしたらかの場所への出店はあり得るかもしれません。
構内に面してドトールやミスタードーナッツも営業していますが、テナント契約満了後には耐震工事に入る模様です。
ビエラ神戸口はあまり使用した事は無かったのですが、思った以上にしっかりと作り込まれた商業施設でした。
カフェやファーストフード店の他、居酒屋も2店営業しています。
そして更に西側にはクリニックや薬局を複数集めた医療モールとパチンコ店を入れ、立地に応じたテナントを配置しています。今後、順次、耐震改修の着手に合わせて施設のリニューアルとテナントの入れ替えが行われるものと思われます。
中央改札と比べると利用者数はグッと少ないビエラ神戸口。来街者よりも近隣就業者や住民の利便性向上の為に開設された感が強いです。存在を知らない人も実は多いのかもしれません。
JR神戸駅は歴史と由緒ある起点駅です。現在も新快速が停車し、JR西日本管内でも8番目の乗降客数を保持する主要駅です。
しかし駅周辺を含めてこの駅はその性格や条件に見合わない使われ方が行われており、ポテンシャルは高いものの、なかなか有効活用できていません。
神戸市もようやく重い腰を上げて、まず駅前広場の美装化に着手する予定。将来的には最大となる市バスターミナルの再編も含めた駅前再整備を検討します。
神戸駅構内も綺麗にリニューアルされ、駅ナカ施設はそれなり充実はしているものの、洗練感にイマイチ欠けています。集客力の高いハーバーランドのお膝元である事がこの駅の現在の唯一の利点です。
神戸駅のホームでは三ノ宮駅に続いて上下に複数のワイヤーが稼働するホーム柵の設置工事が行われています。しかし不思議なのは三ノ宮駅では快速と普通が発着するホームに稼働柵を据えたのに対し、神戸駅では新快速の発着する5番ホームに設置が進んでいます。
この神戸駅と三ノ宮駅のホ柵設置ホームの違いは何に基づいているのでしょうか。
ビエラ神戸 スーパーコーヨー跡リニューアル中 神戸駅のホーム柵設置工事も進行中
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
>>神戸市もようやく重い腰を上げて
笑ってしまいました。なんでこの市の役人とヘッドは腰が重いのか…。
阪急の相互直通白紙とかの判断もしかり。
進捗やスケジュールを明示すべきだと思います。