トアロードと中央幹線の角地に立つスカイトーアビル。一等地に立つ地上9階建ての雑居ビルです。震災で傾く程の被害を受けましたが改修されて更に20年、この場所に立ち続けてきました。ここ最近、このビルをはじめ周囲の建物のテナントが一斉に移転、閉店してもぬけの殻になっています。
スカイトーアビルと隣り合うテニスショップやKANJUの看板が目立っているサンサンビルもテナントが退去しました。これら3棟の建物が立っている敷地を合わせれば200坪位にはなるでしょうか。水面下でこの一等地が売却へ動いてるようです。
これらの動きと関連性があるのかは分かりませんがつい最近、すぐ近くのトアロード沿いで建物が1棟解体されました。
ヤノスポーツと三澤ビルの間にあった2階建ての建物が姿を消しました。
こちらのテナントも移転の形を取っています。この土地まで含めた再開発なのでしょうか。ただスカイトーアビルとこの土地の間にある建物ではテナントが通常通り営業しており、入居後まだまもない店もあります。
赤くハイライトした場所が今回の対象箇所です。
まずはこれらの建物が一斉に解体されます。この一等地がどう活用されるのかは定かではありませんが、再開発によって周囲の賑わいに更に貢献する綺麗な商業ビルが建設されて欲しいですね。地価の上昇を受けてか、ここ最近、都心の不動産取引が活発化しているのか解体工事が急増中です。神戸と都心には小さな土地を所有する地権者が無数に存在します。これが路面店の多い所以の一因だと思われますが、反面、土地の集約化が進まず、狭小建物の密集や建物規模の違いによるデコボコとした高さの揃わない街並みを生み出す要因となっています。また建物の老朽化も目立ちます。今回、うまく集約が進み、再開発が成功すれば、一つのモデルケースとして前例ができれば、今後もこれに続く形で土地の集約化が進むかもしれません。市もこうした動きを後押しする補助制度を設けて全面的に押し出すべきです。この土地の今後の動きに注目です。
トアロード計画
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最近はある程度まとまった一敷地を買収しマンション建設という事例がほとんどだったので何か新たな動きを感じますね。バブルの頃を思い出します。
出来れば南側のセンター街と西側細街路までの区画で新ビルができればスッキリするんですが。
南側の神戸BALも「合同商会」部分が買収できなかったのか歪な形の建物になってて残念です。
BALといえば今年8月に京都BALが建替えてのリニューアルを終えて再オープンしましたね。次は神戸でこの敷地と使って新館の建設?
このスカイビルは震災前から上階は空き店舗が有る様な有様でした
正直言って早く取り壊してくれないものかとずっと思ってました。
BALや安田不動産の様な神戸に投資を頑張ってくれる企業が買い取ってくれていれば
良いんですがねえ・・
京都のBALは、依然のビルと全く違う広々とした高級なイメージに一新されました。
(大阪で言うとハービスエントやブリーゼブリーゼのような?)雑貨店のならぶ上層階は窓も広くて、周りの古い雑居ビルの裏側が丸見えでしたが、逆にお洒落な感じがしました。神戸BALも健闘してますが、アネックス棟を建て替えるなりして、
店舗面積を広げないとダメでしょう。
中央区民さん
BALの件は再開発の難しさを浮き彫りにしていますね。京都はいずれ近いうちに取材してみたいと思っています。この建替計画にBALが絡むと面白いかもしれないですね。
名無しさん
そうですね。優良企業による再開発の実現を期待したいです。
シャオパイロンさん
アネックスは規模も小さく中途半端ですね。一体的な再開発が行われると良いのですが。