ポートアイランドII期

ポートアイランド広場整備工事 大阪湾岸道路開通予定地に何故?


大阪湾岸道路西伸部の建設工事は六甲アイランド工区と駒栄工区の東西両端部で進行し、その間の区間では殆ど進捗は見られない中、ポートアイランドの開通予定区画にて気になる工事が進行しています。



ポートアイランド広場整備工事が行われており、新たな公園が8月末までに完成する予定です。



整備予定地の様子です。元々はアスファルトで舗装された駐車場でした。



整備エリアは西側の大学街とポートライナーみなとじまキャンパス前駅とを結ぶ歩行者デッキの北側で、広さは3,000平方メートル程かと思われます。



日除けのパーゴラのあるベンチも備えられるようです。しかし何故このタイミングに湾岸道路の開通予定地に公園を整備するに至ったのでしょうか。



以前は2030年頃の開通とされていた大阪湾岸道路西伸部ですが、工事は進行はしているものの、進捗は大幅に遅れており、残り5年では到底、完成するとは思えません。ポートアイランド工区のこの南北区間では、この土地を利用していたレンタカーやその他のビジネスも全て退去したので、いよいよ着工も近いかと思っていました。



この工事も着手時点で高架道路建設の準備工事かと思いきや、神戸市による公園整備でした。着工時期がまだかなり先になったので、暫定利用を行う目的でしょうか。それとも道路が開通しても公園として活用する恒久的な措置でしょうか。ただポートアイランドには公園や広場は既に沢山ありますし、この場所に公園を整備しても利用者がどれだけいるのでしょう。目論見としては、将来的に地域ににぎわいを創出する拠点を整備する構想があり、道の駅の建設等も検討されています。暫定措置として芝生広場を整備する事になったようですが、正直、この整備は税金の無駄遣いと言われても仕方がないのではないでしょうか。

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