海岸通6丁目で神鋼不動産、関電不動産、オリックス不動産が事業主となり、大林組が設計施工を担当して建設を進めてきた地上35階 高さ118.20m 総戸数300にタワーレジデンス「神戸ハーバータワー」がいよいよ竣工を迎えます。
当初は神鋼不動産が単独で地上42階 高さ150mのタワーを計画していましたが、一旦白紙に戻り、再度、他社二社を加えた共同プロジェクトとして再出発。しかしながらそのデザインは神鋼不が同社のタワーマンションのアイデンティティに据えていると思われるブルーと白のコントラストを身にまとった美しいタワーとなりました。
隣接するエレガーノ海岸通に面する南側の低中層階を除いては全面に偏光性を持ったガラス手摺を採用。また各面の中央部には二本のマリオンが最上層まで貫いています。
低層部は石造のパネルが採用されて重厚感ある趣があります。また周囲を囲むプロムナードにはシラカシを中心とした植樹が行われました。
建物西側にあるメインエントランスです。高級感のあるエントランスホールが背後に広がります。エレベーターは5基、整備されています。
敷地北側にはステップガーデンが整備された他、タワーパーキングへのアプローチにもなっています。パーキングは建物中央に建設され、建物本体とダンパーで連結されることで、制振装置の役割を果たします。
建設事務所跡はコインパーキングとなりました。元々、マンションの敷地には組み込まれていなかったようです。
エレガーノ神戸海岸通とハーバータワーの見上げです。二棟の間はビル風が強いかもしれませんね。こちら側はプライバシー確保の為に不透明のガラス手摺が採用されています。
ハーバーランド側から眺める同タワー。ブルーのアクセントが非常に綺麗です。頂部にある返しの付いた庇的な装飾もこのタワーを深く印象付ける事に一役買っています。
タワーロード側から。ウォーターフロントの新しいアイマークとして存在感が光ります。残念ながら、夜間の照明演出は施される予定はないようです。デザインの良いタワーなので勿体無いですね。
最上部のアップです。最上層の34-35階はエグゼクティブフロアと呼ばれ、特別仕様の内装が施されています。せめてブルーの装飾部にLEDの電飾を取り付けたら、格好良い照明演出になるものと思われるのですが。
中層部です。中央左端のみガラスサッシの形状が異なっているのが分かります。ここには共用施設であるスカイラウンジやゲストルーム、そして多目的ルームが整備されます。
非常に鮮やかでスッキリとしたデザインに好印象です。
来年1月中旬には竣工し、3月には入居が開始されます。
神鋼不動産にはぜひとも地元デベロッパーとして次の都心タワープロジェクトにも着手して欲しいですね。まだ三宮界隈にも用地確保の余裕があるはずです。同時に駅周辺の再開発にも積極的に参加して頂きたい。
ラストはウォーターフロントの新顔達と。
おまけですが、ハーバータワーの向い西側で建設が進められていた和田興産の分譲マンション「ワコーレ神戸元町マークス(地上15階 81戸)」も完成間近です。こちらはすでに完売しています。同社も果敢に神戸市内で物件数を増やしています。そろそろタワーの第二弾を検討して欲しいですね。
神戸ハーバータワー
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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。