北鈴蘭台駅前再開発

北鈴蘭台駅前地区第一種市街地再開発事業

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神鉄北鈴蘭台駅西側では市営桜宮住宅団地の建て替えが進められており、街の大規模なリニューアルが進行中です。その玄関口となる駅前の老朽化したコープと公社の賃貸共同住宅から成る複合ビルを再開発するプロジェクトが具体化を持って動き始めました。すでに再開発協議会が昨年、発足し、計画の事業協力者に旭化成不動産レジデンスが決定しています。

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新たに建設される建物の完成予想パースです。商業施設と共同住宅という構成は既存建物と同様です。地上9階 地下1階 延床面積14,600平方メートル。T字型だった住宅部を全体的にコの字型に変更します。住戸数は92戸で、商業床は約2,800平方メートルを想定。

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敷地は高低差がありますので、住戸は2階から配置。駅に面する2階東側は店舗となります。バリアフリー空間や多目的トイレの整備も盛り込まれています

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年度内に都市計画決定を予定し、実施設計を進めます。来年度には既存建物の解体を開始し、同年度内に着工します。神鉄鈴蘭台駅前の再開発が先行していますが、隣駅の北鈴蘭台駅前でも本格的に駅前整備が始まります。

前回も北鈴蘭台についての記事でも触れましたが、阪急の市営地下鉄乗り入れには神鉄の三宮への乗り入れセットで検討するべきではないかと思います。神鉄はすでに阪急阪神グループ傘下の鉄道会社です。市営地下鉄同様に北区を中心として神戸市郊外のベッドタウンを貫いている他、有馬温泉にもアクセスしている唯一の鉄道です。三宮への乗り入れで利便性が高まれば沿線の付加価値向上に繋がりますし、三宮-有馬温泉の直通運転によってインバウンドへの効果も期待できます。有馬は神戸にありながら、大阪の温泉保養地的な位置付けが強いです。三宮との結び付き強化による有馬の神戸化で、神戸-有馬-姫路の兵庫ゴールデンルートを構築出来ないでしょうか。



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