鯉川線道路改良工事その2 元町駅前の歩道改修も完了 残るは街路灯の設置のみか

7月から工事が開始された元町・鯉川筋の道路改良工事その2は11月末の完了を予定していますが、今回の工事対象範囲としては最終の対象エリアと思われる元町駅前の歩道舗装改修も完了を迎えました。南側の歩道が拡大し、車道の幅員が縮小したので、横断歩道は短くなりました。体感的にもすぐに渡り終えられます。



歩道の拡大に伴って信号位置も変更されて信号機も刷新されました。以前よりも広く開放感のある広場のような歩道に生まれ変わりました。



舗装ブロックは南側から改修されてきた鯉川筋に採用されたものと同じダークグレーの洗い出ししたようなザラザラとした質感のある路面となっています。



吉野家前の空間が最もその広さを実感できるエリアです。



改修前の様子です。



改修後は歩道がアール部から大きく膨れて拡大した事が分かります。



鯉川筋の歩道については幅員の拡大は行われませんでしたが、舗装やガード柵の刷新だけでなく、車道側にごちゃごちゃとしていた照明や標識、看板などを整理して、スッキリとしました。



新設された街路灯のポールの上にはまだ照明が取り付けられていません。



11月末までの工期となっていますが、外見上は照明を取り付ければ完成といったところです。あと残り2ヵ月を使って更に何か追加の工事があるのでしょうか。



この工事の完了と共に一連の鯉川筋の道路改良プロジェクトが一旦、終了します。元町駅から大丸、元町商店街、南京町、そしてメリケンパークへと誘うメインアプローチが新しく歩きやすくなりました。接続する「ほこみち」に指定された三宮中央通りと今後、どういった連携を行っていくのか。沿道の建物の建て替えや集約による再開発にも繋がるような次の工夫が必要になりそうです。