関電不動産三宮1丁目計画

関電不動産神戸三宮ビルが竣工 三宮中央通りに最新のオフィスフロアと店舗5区画を供給し賑わい創出に貢献

三宮町1丁目・三宮中央通りの播州信用金庫三宮支店跡地で長らくコインパーキングとして暫定利用されてきた敷地面積約1,008平方メートルの土地を関電不動産開発が日本商業開発から取得したのが2017年末の事。



それから約2年半の準備期間を経て、2020年5月にようやく着工し、2022年2月に完成を迎えたのが関電不動産神戸三宮ビル。



地上12階 延床面積約8,408平方メートルのオフィスビルで、関電不動産としては神戸関電ビル、クリエイト神戸に次ぐ神戸都心に3棟目となるオフィスビルの保有となりました。3-12階の10フロアに総貸室面積は約5,692平方メートルで、基準階面積は477.09㎡(144坪)。



1-2階は店舗フロアで全5区画が用意されており、都心商業の活性化にも貢献するオフィスビルです。



高松建設が設計・施工を手掛けた最新のオフィスビル。シンプルですが、存在感のある美しいファサードが目を惹きます。



アルミカーテンウォールを採用し、黒を基調としたモノトーンで統一した基壇部。高級感とデザイン性を両立した造りです。2階の正面ガラス張りのフロアは477.09m²もある大型のテナント区画です。一括の賃貸の場合、どんなテナントが適しているでしょうか。



1階東側の店舗区画。コーナーに陣取る155.79m²の区画です。セレクトショップやインテリア、カフェ・レストランまで幅広いテナントが誘致できます。



西側のコーナーには100.19m²の店舗区画。



中央には建物内へのエントランスが設けられています。



黒の壁面に建物名のロゴ。シックで素直に格好良いですね。



建物の外構には植栽も設けられています。まだテナントの入居工事等は行われていません。



センター街・三宮本通に面した北側も2フロアに渡ってテナント区画が設けられています。



新たなテナントが入った際には商店街の賑わいに一役買う事でしょう。



オフィスフロアには先陣を切って、まず5階に、現在は御幸ビルに入居中の青木なすなろ建設の神戸支店が移転する予定です。同社は建物を建設した高松建設の高松コンストラクショングループの完全子会社化された建設会社です。

今後も優良企業がこのビルに入居する事を期待したいと思います。



三宮中央通りは都心エリアでも旧居留地に並び高規格のビルが立ち並ぶ目抜き通りです。関電不動産神戸三宮ビルは長年、暫定利用が続いていた土地を最大限に活用し、最も効果的な開発が行われたと言えるでしょう。



道路を挟んで向かいには今月下旬に開業予定のダイワロイネットホテル神戸三宮中央通りも竣工しており、三宮中央通りの景観は大きく変化を遂げました。更にその隣接地では大和証券神戸ビルが建設中であり、界隈は更に進化します。新たなオフィスビル開発が継続的に出てくる好循環に入りつつあると言えるのかもしれません。

 

関電不動産神戸三宮ビル



敷地面積 1,007.62平方メートル
建築面積 829.02平方メートル
延床面積 8,406.54平方メートル
高さ 56.1メートル
構造 鉄骨造
階数 地上12階
用途 事務所(3-12階) 店舗(1-2階 5区画)
設計 高松建設
施工 高松建設
竣工予定 2022年2月

https://sannomiyacho-1chome-office.jp/
物件公式サイト

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POSTED COMMENT

  1. YT より:

    いつも楽しみに拝見しております。

    こちらの関電不動産神戸三宮ビルの1階テナントですが、11月中旬頃にイタリア発のカフェ「カフェパスクッチ」の三宮店がオープンされるそうです。
    (本日、新神戸店がニューオープンしており、お邪魔した際にそのお店の方が教えてくれました。)

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