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10月1日のオープンまで残り2.5ヶ月に迫ったなでしこ芸術文化センター。建物外観は完成を迎え、内装仕上げや先日既にお伝えしている建物2階に接続する歩道橋架橋工事が進行しています。
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プロジェクト概要
西神中央 文化・芸術ホール等 整備事業
所在地 神戸市西区美賀台1-1-1
事業者 鹿島リース
敷地面積 4,000.00㎡
建築面積 2,793.43㎡
延床面積 6,60.35㎡
階数 地上4階
用途 劇場 図書館
建物⾼さ 19.524m
構造 鉄筋コンクリート 一部鉄骨造
設計者 久米設計
施工者 鹿島建設
竣工予定 2022年6月30日
交流モール
交流モール
図書館
図書館
文化ホール
夜景
建設状況の様子
エントランスドアには「なでしこ芸術文化センター」の名称ロゴが付きました。主要構成施設は30万冊の蔵書を備える神戸市立西図書館と500席の西神中央ホールです。
建物正面東側の隣接するクレヴィアシティ西神中央と共有する交流広場の整備は歩道橋の架橋が完了した後に最終仕上げとして進められる予定となります。
残りの建物外周となる外構及び歩道改良工事も完成し、洗練された空間が出現しました。
以前もレポートしていた建物南側に沿って設置されたベンチにはテーブルも付いており、館内のカフェで購入したドリンクやフードをテイクアウトとして、ここで楽しむカフェテラス的な利用も可能かと思います。
都心の三宮中央通り等で行われているパークレットを応用したものと思われます。時間帯によってはパラソルがあると利便性が高まります。
建物に沿って歩道の改良工事も進められてきました。アスファルトの舗装をインターロッキング舗装ブロックに変更し、新たな植栽も設けて美しい通りに生まれ変わりました。
西神中央駅周辺は表通りの電線地中化が元々進んでいるので、洗練された空間を演出しやすい環境が整っています。
西神中央エリアの住民も駅周辺の変貌を期待の目で見守っているようです。美しくなった街並みに誇らしい気分でしょう。図書館やカフェ、文化ホール等、地域住民の利用頻度は高く、にぎわい拠点としての役割をしっかりと果たしそうです。
建物西側の歩道についても改良が行われました。クレヴィアシティ西神中央までを含めて舗装刷新が進められていく予定です。最終的に電線の地中化までを完了させるのか注視したいと思います。
年内に西神中央駅周辺で進められてきた「リノベーション神戸」プロジェクトの8割が完成を迎えます。来年以降は、なでしこ芸術文化センターの隣で建設中のクレヴィアシティ西神中央以外にも共同住宅が複数新設される予定で、完成したプロジェクトがこれらのマンション分譲に好影響を及ぼし、駅周辺の人口が増加すると共に、更なる民間開発の促進も期待される事になります。また現在、住宅に転用を予定している土地以外にも駐車場になっている市有地が点在しているので、これらも立体化して、新たなマンション用地を創出していくべきかと思います。
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