老朽化する各区の総合庁舎の建て替え・再編を進める神戸市は既に北区、兵庫区の新庁舎を完成させました。これから着手するのが中央区及び西区の庁舎です。これらの庁舎は移転も伴いますが、特に西区は現在の玉津から西神中央へと大きく場所を変更し、駅前立地によって鉄道やバスでのアクセスを改善し、利便性を向上すると共に西神中央の拠点性も高める狙いです。
神戸市が事業の舵取りを外郭団体のOMこうべに委託し、同社が「西区新庁舎等整備事業設計業務」の公募型簡易プロポーザルを実施済で昭和設計を事業者として特定しています。
その昭和設計は新庁舎の南側に新設される「デッキひろば」のデザインコンペを実施する予定です。同広場は新庁舎の3階に接続し、周囲の商業施設とも連絡するデッキに設けられるもので、デッキを覆う高さ7mの屋根も整備されます。既に提案応募は締め切っており、書類選考が行われています。9月に書類通過者によるプレゼンが実施され、9月末には結果が発表されます。
また既に基本設計が終わっている新庁舎についてはレイアウトコンセプト作成支援等業務委託者の公募を行いました。こちらも9月中旬までに選定結果が通知されます。
建設予定地にはまだ商業施設プレンティの旧立体駐車場があり、この解体撤去工事を担う事業者の一般競争入札が広告されました。入札及び改札は9月17日を予定。新庁舎の規模はRC造地上6階建で延床面積は約10,000平方メートル。21年夏の完成を目指しています。
西区総合庁舎のレイアウト設計者を公募・プレンティ駐車場解体入札も広告
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク