神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 東口改札外コンコースの改修が進む



神戸阪急ビル東館の鉄骨造の基壇部躯体が現れ始めていますが、東口改札外コンコースでも着実に改修工事が進んでいます。天井、梁、柱の美装化が主な改修内容です。



先週はコンクリートが剥き出しだった梁の表面には石膏ボードが貼られました。



上から化粧シートが貼られるのでしょうか。



基本的にどの梁も共通してアーチ状に弧を描いています。



やはりこの圧迫感のある天井高は如何ともし難いのでしょうか。真上を電車が走るので、天井を上げる事は出来ません。床を下げる可能性に期待しています。



閉鎖されていたJR駅西口との連絡エリアが再び開放されました。仮設のスロープが造り付けられました。



角ばったパネルで覆った梁はここから先がJRの保有エリアである事を物語っていますが、丸型のダウンライト部分から向こうは阪急です。



柱が既に改修の終わっている部分と共通である石張りです。



反対側の壁も同じ石タイルが張られています。



スロープが設置されたという事は階段には手を付けないのでしょうか。



あ来年1月からは現スロープのある中央部を閉鎖し、今回設置された仮設スロープが主に使用される事になります。



まだまだ殺風景で完成時の華やかさを感じられるには至っていません。


ベンチマークとして考えられる質感や雰囲気は阪急西宮北口駅ビルである西宮ガーデンズゲート館。



既にその片鱗は一部完成済みの神戸阪急ビル東館入口付近で感じられます。暖かみのあるナチュラル且つ重厚な雰囲気のあるコンコースへの仕上がりを期待しています。

関連記事
神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 ホテル階(16-17階)の鉄骨建方・15階塔屋構築中 アルミカーテンウォール取付も開始

2020年3月16日
こべるん ~変化していく神戸~
順調に建設工事が進んでいる神戸阪急ビル東館の建替計画。鉄骨建方は遂にオフィス階から機械室となる16階、ホテル階レセプション階となる17階 …
神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 神戸三宮駅東口改札外コンコース 柱の改修に加えて床のリニューアルも開始

2020年1月23日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸阪急ビル東館がいよいよ高さを増してきましたが、同ビルに連絡する神戸三宮駅の東口改札外コンコースのリニューアルも急ピッチに進められてい …
神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 ホテル階外壁取付完了 マリオンも28階に到達!神戸三宮駅西改札外コンコースの改修工事も本格化

2020年8月3日
こべるん ~変化していく神戸~
変化の遅い過去4年間とは一転して、進捗スピードの速い神戸阪急ビル東館の建て替え工事。遂に外壁取り付けはホテル最上階の28階を終えてい …

POSTED COMMENT

  1. 元北区民 より:

    東館の入口の天井付近もそうですが、昭和11年にできた当初の駅ビルの照明スタイルを可能な限り再現しようとしているようですね。
    ご存知かもしれませんが、土木建築工事画報 第12巻第5号がインターネット上で公開されていて、旧駅ビルの写真も見れます。
    「阪神急行神戸終端駅工事」の(4)、(5)の写真のような豪華な駅構内が再現されるとうれしいですね!

  2. 元北区民 より:

    念のため、別投稿になりますが、リンクを貼っておきます。
    エラーになるかもしれませんが。
    ttp://library.jsce.or.jp/Image_DB/mag/gaho/kenchikukouji/12-05/12-05-2320.pdf

    それにしても、開業当初は改札の天井、高かったんですね。
    何とか、せめてJRと同じ高さにはして欲しいですが。

元北区民 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です