神戸阪急ビル東館の建設工事もかなり進行してきました。鉄骨建方はオフィス階からホテル階となる16-17階へと移行し、高さ的にも半分の60mを越えて鉄骨工事は後半戦に入ってきた格好です。
超高層ビル然としてきた神戸阪急ビル東館。やはり鉄骨造の高層ビルの建設工事はその過程に非常に見応えがあります。
北東面から見るとスリムな建物ですが、これから成長していくホテル階は更にスリムになります。
機械室階である16階、ホテルのロビーとなる17階はオフィス階に対して北側にセットバックしており、ここから更に12層と塔屋が上部に乗る形です。
仮設設備が覆った商業+オフィスフロアの上部に待ちに待った変化が見え始めました!
遂にオフィス階のアルミカーテンウォールの取り付けが始まりました。オフィス階は初代神戸阪急ビル東館のイメージを再生した基壇部の一部である4階以高となりますが、アルミカーテンウォールの付いたオフィス然とした外観のフロアは7階から15階となります。
アルミカーテンウォールの柱部分の色調は想像以上に明るい色調でした。クリーム色といった感じでしょうか。基壇部もそうですが、全体的にパースよりも色は明るいです。
現在の最上部2層(16-17階)を除いては全てアルミカーテンウォールで覆われる事になります。
ちなみに東面の外壁には二種類のアルミカーテンウォールが使われています。北側は北面と同じくクリーム色の幅広いマリオンがあり、角度の付いた南側は標準的なガラスのカーテンウォールです。北面も西側のエレベーター部分は同じカーテンウォールです。
サンキタ通りから見上げる神戸阪急ビル東館。スリムなので既に高層ビル化しています。
フラワーロード南側の国際会館前交差点から同ビルを見ると、既に神戸交通センタービルの後ろに聳え始めていました。
JR三ノ宮駅のホームから見た同ビル。もうホーム屋根が邪魔して最高部が見えなくなり始めています。
オフィス階の鉄骨建方も完了したようです。南面の斜めにカットされたような梁も出来上がっています。
オフィス階の南面は裏面となるのでノッペリとした表情になってしまうかもしれないと心配していたのですが、角度が付いていたり、非常階段部分のルーバー等がアクセントになって思った以上に変化に富んでいます。
市役所本庁舎1号館24階展望ロビーから見ると、交通センタービルを遥かに大きく凌駕した神戸阪急ビル東館が確認できます。
今回の取材時では改札外コンコース内にはあまり大きな変化はありませんでしたが、柱の1本が進化を遂げていました。
改札機側の面には空調設備。JR方面にはパネルフレームが付きました。
そして他面にも同様にフレームが取り付けられています。この柱も3面が広告パネルの柱になるようです。ただこちらはデジタルサイネージではないものと思われます。
ラストは久々に解体中の三宮ターミナルビルを絡めて青空をバックにタワークレーン4機で締め括ります。神戸阪急ビルのタワークレーンはあと1年もせずに姿を消します。JRのクレーンはいつまで稼働しているでしょうか。解体は来年度末までを予定しています。
神戸阪急ビル増築工事 オフィス階アルミカーテンウォール取付開始! 16-17階ホテルフロアの構築も進む
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