高架下

元高3番街の解体状況は?高架橋耐震化工事が進む



前回、元町高架下を取材してから1年以上が経過しました。高架橋の耐震補強工事の為、高架下商店街の店舗を解体し、柱と天井の改修を行っています。3番街から本格的な解体と改修が進められてきました。



花隈駅近くは既に殆どの店舗が解体撤去されています。元高3番街の派手な看板は消えてなくなりました。



既にかなりの距離に渡って南北両側の店舗が無くなっています。



店舗の解体が終わった場所は柱と天井の改修工事が施されます。



元町駅-神戸駅間は駅周辺の店舗解体と耐震工事はかなり進行していますが、モトコーでは唯一、3番街のみの工事が進行しています。



3番街の殆どは現在、閉鎖されていますが、一部のみはまだ営業続けているエリアがあります。迂回路として商店街の一部は開放しています。



まだ解体は始まっていませんが、ほぼシャッター街になっています。残り数店舗の移転がまだ完了していないようです。



現況を示すマップです。工事中以外の区画も殆どが移転を完了しており、空室になっています。3番街の完全解体はもうまもなく完了しそうです。モトコー内で移転した店舗も多いようですが、これらの移転先もいずれは解体が進められるものと思われます。



既に解体及び耐震改修が終わった部分です。3番街全体の工事完了後、この場所から再開発を先行的に行うのでしょうか。そうでなければ店舗の移転先が同じモトコーである事に辻褄が合いません。


将来のモトコーの新しい姿を考える場合、JR神戸駅高架下商業施設のプリコ神戸は美しく整備された高架下の一例です。


先月、オープンしたばかりのプリコ神戸近くの高架下商業施設。どちらか言えば現実的にはこちらが元高3番街の再整備後の姿に等しいのではないかと思われます。



工期はまだ来年3月中旬まで約1年を残しています。工事は広範囲に渡っているので部分的な工期を示しているのではないかと思われます。



モトコーは6番街まであります。3番街からの解体着手となりましたが、全域の改修は10年単位の長期戦になるものと思われます。JR西日本は再整備の方針として、物販店や飲食店を集約するようで、1、4、5番街を同社が直営し、2、3、6、7番街に既存店舗を集約する予定です。

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