4月以降、国際化された神戸空港。週40便からスタートし、毎月約5万人の新たな搭乗者を創出し、今年の年間利用者数は開港以来初の400万人台が射程圏内に入っているとされています。
現在、大韓航空、エバー航空、スターラックス航空、吉祥航空、がソウル、台北、台中、南京、上海の5都市と神戸を結んでいますが、これに中国東方航空が加わり、北京と神戸間に毎日1往復便を就航させる事が発表されました。
開始日は9月28日で、往路は北京を朝9:20に出発し、神戸に13:00に到着。復路は神戸を14:00に出発し、北京に15:55に到着します。神戸と北京の間には1時間の時差があります。
投入される機材は神戸空港に就航する他社国際線と同じくエアバスA320neoです。
関西エアポートが発表した25年上半期の神戸空港利用者数は187万5,975人に到達し、過去最高値を記録しました。単純に倍にすると、1年で373万人となりますが、これからお盆や秋の行楽シーズン、年末と長期休みや連休が続く他、関西万博も後半戦に突入し、来場者数は増加傾向にあるのと、1-3月は国際線の数字が乗っていないので、この分も加わる事により400万人突破を実現して欲しいと思います。中国東方航空の就航は記録到達に貢献する一助となるでしょう。
神戸空港に中国東方航空が就航 9月末より北京-神戸線を運航予定
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現時点の国際線就航便数から旅客数を推計すると2025暦年で410万人、2025年度で430万人程度と言うところでしょう。しかし、神戸空港は海外キャリア20社以上から就航希望が有り旺盛な実需が証明されています。
関西圏の経済復権や空港利用旅客の利便の為一刻も早く国際定期便就航を解禁する事が合理的である。2030年前後までチャーター便のまま中途半端な運営を続けてはいけない。
関西の最大利益に繋がる事が判っていながら、関西エアポートは関空地元自治体に過度に気を遣い神戸空港への投資に及び腰なのは頂けない。山谷社長はコンセッションの目的である神戸空港の価値を高め発展させる努力を怠っていると言えます。
神戸市と関西エアポートは折角の利益機会を逃すこと無く、CIQ体制を早急に整え、週40往復便の中途半端な運営を1~2年以内に週140往復便(20往復便/日)に引き上げ免税店等も早急に充実する事が求められます。
中国から近畿圏への旺盛なインバウンド需要を取り込める
ことに加え、首都北京からの直通便が神戸へ就航することに
より、ビジネス創出面でも一定の役割を果たせそうで
期待が持てます。
神戸空港から北京への直通便で、国内からのアウトバウンド
需要がどの程度であるのかは読めませんが、神戸市にとって
貴重な空路がまたひとつ付け加えられたことに対し
素直に嬉しく思います。
ここまで大きな問題もないことから、
8月~10月に設定されている単発チャーター便に加えて、
冬ダイヤに定期チャーター便が増便されたなら、
年間利用者数400万人突破もしっかり現実味を帯びてきます。