6月6日(木)に遂にリニューアルオープンを果たした磯上公園。公園の東側にあった磯上グラウンドの機能をポートアイランドに移設した上で、まず北側に磯上体育館を建設し、雲井通にあった勤労会館内の体育館をこの新体育館に移し、残された南側は新たな都心のオアシスとして再整備を進めてきました。
特定の利用者のみに開放されていた砂利のグラウンドが、より広く一般に開放された緑溢れる豊かな公園として生まれ変わった事は非常に歓迎すべき事です。
公園の入口は新たに南西側、南東側、北西側、北東側、そして東側の計5ヶ所を開設しています。南東側は公園の東側を占めるヒーリングガーデンのメインエントランスです。
ヒーリングガーデンの最南端に設けられた磯上公園の案内図です。
再整備された東側と既存の西側に分かれています。将来的には西側についても何等かのテコ入れや建物の改修等についても検討される可能性があるでしょう。
それでは今回の主役であるヒーリングガーデンの中に入っていきます。ヒーリングガーデンの大きさは約2,000平方メートル。米国在住の造園家栗栖宝一氏が監修し、日本庭園のエッセンスを採り入れた癒しのガーデンです。
ヒーリングガーデン中の小径です。幾重にも別れており、散策が楽しい設計になっています。一部の木々はJR三ノ宮駅ビルの建設予定地に暫定的に整備されたヒーリングガーデンの中で使われていたものが流用されているようです。
整備中に見えていた生垣はヒーリングガーデンと芝生広場を隔てる境界でした。
ガーデン内の小径内にも一息つけるベンチが幾つも設置されています。ただ木々が若く背丈が足りないので、木陰の中で休むにはまだ時間が必要です。
ヒーリングガーデンのハイライトはなんと言っても北側に配置された水場のせせらぎです。
小滝から流れ出るせせらぎが池に流れ入る水の演出はやはり家族連れにも人気でした。
せせらぎ周りの木々の中では木陰ができていました。
せせらぎの小滝を作る為、北側は小山が造成されていますので、小径には勾配があります。
木々が成長してくると、ひんやりとした木陰の小径に変貌していく事でしょう。
小径の最北端は磯上体育館の駐輪場と繋がっています。
せせらぎの北側には可愛らしい竹林が広がります。このヒーリングガーデンには一体、何種類の植物が植えられているのでしょうか。
非常に多くの種類の植物が植えられており、まるで植物園のような様相を呈しています。六甲山からも植樹されています。
都心・三宮のど真ん中でせせらぎのある癒しのオアシスが生まれた事は喜ぶべきでしょう。寧ろ今まで何故無かったのかと思う程です。
これから真夏の猛暑がやってくる事になりますが、噴水広場ではない新たな親水空間として愛される事になるのでしょうか。
都心の真ん中に緑溢れる空間の誕生は素晴らしい事ですが、一つ気になるのは治安面の対策です。鬱蒼とした森は犯罪の温床になりかねません。しかし夜間に訪れてみると安心納得でした。夜間の磯上公園の様子も近日中にお伝えしたいと思います。
三宮再整備・磯上公園リニューアルオープン特集 Part1 ヒーリングガーデン編 癒しのオアシスが生まれる
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話題違いですみません。
垂水駅前のみずほ銀行(タワーマンション開発の並び)が神戸に移転と告知が貼られていました。
この低床ビルも古いため建て替えの可能性高いかもしれません。