西神中央駅前にて7月に着工を予定している西区総合庁舎は昭和設計によって設計業務が完了し、施工者を決めるのみになっていました。新型コロナの影響で一般競争入札の開札が遅れましたが、5月25日に無事に執り行われ、明和工務店と湊建設工業のJVが35.4億円で落札しました。
電気設備工事、空調設備工事、給排水設備工事の設備工事についても一般競争入札を公告しています。現地では現在、既存施設の解体工事が大詰めを迎えており、来月には完了して、着工準備に入る事になるでしょう。建物はRC造(一部PCa・S造)の地上6階建てで、庁舎棟、付属棟、連絡ブリッジから構成。全てを出した延床面積は10,219平方メートル。
建物の完成期限は21年12月28日。約1年半の工期となります。西神中央駅周辺では同時期に近接するプレンティ広場のリニューアル工事も予定されており、他にも文化施設や商業施設のリニューアル、分譲マンションの建設等、駅前を一体的に再整備し、利便性と賑わいの向上によって周辺人口の増加は図る計画です。またこれらの行政主導の直接開発によって誘発される民間開発が真の狙いです。移転新設される総合庁舎はその司令塔の役割を果たします。
神戸市西区総合庁舎建設工事は明和・湊JV施工に決定 7月に着工へ
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