神戸市庁舎3号館の屋上にある冷却塔を北側のこうべ花時計跡地に移設する工事が進められています。この移設が終わると、ようやく3号館の解体撤去工事を開始する事が出来ます。市庁舎再編とバスターミナルビルを含む大型連鎖開発の為の重要な準備工事ですが、前を通行する人のどれだけがこの事実を知っているのでしょうか。
基礎工事が終わり、冷却塔設備の設置も完了。装置と市庁舎内の冷房設備を接続する配管工事もほぼ終わっていると見られます。現在、進められているのは設備を覆い隠す為の外壁構築です。
設備を囲むように軽量鉄骨造の箱が完成しており、外壁パネルの取り付けも始められています。
市庁舎敷地内で最も三ノ宮駅に近い北側に冷却塔を移設する事はかなりのワイルドアイディアであり、設備が剥き出しになる事は回避すべきで、可能であればオブジェ化して賑わい創出に貢献できるような目隠しの必要性を以前にも記述しました。
設備の見えない単なる箱でも良いのですが、やはりそれだけだは殺風景なのでもう一段階の工夫が必要かと思います。花時計を移転してまでこの場所に冷却塔移設を行なったのですから。
市民の認知を高める為にもこの目隠しのデザイン案も公募すれば良かったのにとも思います。5月中には目隠しや外構工事も完了するでしょう。6月は試験運転や調整として充てがわれるのではないかと思います。この間、3号館からの部局移転は何処まで進んだのでしょうか。バスターミナルビルの着工遅れを防ぐ為にも7月には3号館の解体を開始したいところです。
神戸市庁舎冷却塔機能移転工事
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