開館日が既に7月19日に決定している新中央区総合庁舎。建物は竣工したと思われますが、外構となる建物が接する東町筋の道路改良工事が急ピッチで進められており、かなり進捗が顕著です。
歩道の再整備が進行しています。車道の側道と1車線をそのまま歩道に転換しています。旧居留地内の通りは一部の通りを除いて元来、車の通行量は多くありません。特に京町筋の東側の通りはその傾向が顕著で、この東町筋も2車線を維持する必要性はありませんでした。
一部は荷捌き用の停車場が確保されています。
歩道に採用されたインターロッキング舗装タイルは、明石町筋等にも使われている明るい色調で、通りのイメージもガラリと変わります。
歩道最大部の幅員はかなりの大きさに広げられています。新庁舎前は殆ど広場のようです。
ピロティと合わせて小さなイベントも開く事ができそうです。
ピロティ内の床と歩道の床の色調や明度を統一した結果でしょうか。
新庁舎の1階には三箇所の入口が設けられています。こちらが南側のエントランスです。
この幅員のまま北側まで整備されていくのでしょうか。道路を挟んで向かいの2号館跡に新庁舎と集客施設が建設されると、そちら側の歩道も再整備が進められる事になります。
新庁舎の開館となる7月中旬まで残り約1ヶ月強ですが、通りの再整備は7月末までを予定しています。北側の整備をそれまでに完了させ、東遊園地に面する南側を区間を残りの工期に充てるのでしょうか。
新庁舎の北側のエントランスです。
再整備中のこの通りには街灯や街路樹が全くありません。これからの工事期間でそれらの設置を行う余裕はあるでしょうか。
雲井通の再開発がいよいよ始動しており、市庁舎周辺の再整備も新中央区総合庁舎をはじめとして形になり始め、三宮が変わっていく実感をこれまで以上に味わえるフェーズに入ってきました。神戸がここまで変わる必要性に迫られているのも他都市との都市間競争が激化しているからに他なりません。ハード面の再整備はあくまでも最低ラインであり、いかに差別化が図れるかが、勝負の分かれ目と言えます。
市庁舎建て替え計画 (仮称)新中央区総合庁舎他建設工事と東町筋道路改良工事 歩道拡幅が急ピッチで進行中
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