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日本初の劇場型パークとして、ジーライオンアリーナ神戸を中心に新港第2突堤が「TOTTEI」として、365日にぎわうウォーターフロントへと日々転換を続けています。
既に東西側面の壁面の足場が撤去されて、完成形の外装が現れ始めていますが、更にディテールの造り込みが行われています。壁面の柱が飛び出た部分の縁取りもデザインアクセントになっているようです。
TOTTEIにおけるFOOD & SHOPのエリアを司るアリーナの西側基壇部。一列全面に開口が設けられており、ガラスサッシの取り付けが進んでいます。岸壁横の飲食店を中心とした商業施設として、モザイクに近いイメージを抱いています。
更に屋根の外縁部にはフレームの取り付けが進められています。パースのみでは分からなかったディテールが徐々に明らかになってきました。
アリーナ北側の低層棟と正面エントランスへと誘う大階段の建設も順調に進行しています。
この低層棟にもカフェの出店が見込まれていましたが、TOTTEIとして商業テナント区画を統一して運営していく方針のようなので、テナントの配置や業態等は見直されている可能性もあるでしょう。
アリーナへのアクセスは北側からとなるので、北面にシンボリックな景観と機能をしっかりと整える必要があります。
これはアリーナのある突堤内だけの話ではなく、そのアプローチとなる北側に伸びる道路である南北軸やそれと交わる臨港道路の景観も然り。アリーナ前にはロータリーやタクシー・シャトルバスプールの整備が予定されており、歩道の美装化を含めた道路改良工事が計画中です。
突堤基部の倉庫もほぼ消滅しました。突堤から新港町西地区全体が見渡せるようになりました。
今秋から来春のアリーナエリアの開業までの約半年を掛けて暫定緑地としての整備工事が実施されるものと思われます。南側の岸壁エリアにおける水域からアリーナへの接続部の整備も急務です。
突堤先端で着工しているTOTTEI PARKの建設地では表面のアスファルト舗装を撤去する工事が行われています。
小型の掘削機も導入されており、緑の丘となる店舗棟の杭工事を進めているのではないかと思われます。プレハブの建設事務所も設置されました。畑友洋建築設計事務所が設計、淡路に本社を置く柴田工務店が施工を務めています。
このTOTTEIに掛けられている経済効果に対する期待は非常に高く、年間300万人をエリアに呼び込み、音楽・スポーツイベントには広域圏からの集客も見込む事ができます。この施設でライブを開催したいとアーティストやプロモーターに思わせ、この施設でライブを観たいと観客に思わせる。なかなか予約の取れない人気アリーナの誕生が神戸を変える日が刻々と近づいています。
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