今春に着工した日新信用金庫神戸支店ビルの建設工事。既存建物の基礎を再活用する為、地盤改良工事が進められていましたが完了し、工事は次の工程に移っています。
まだ中央幹線に面した北側は本格的な仮囲いは設置されていません。敷地奥には油圧ショベルのアームが見え隠れします。
視点を変えて見ると、解体掘削工事の進行具合が確認できます。
既存建物の地下階の躯体を解体しているのです。壁は山留として利活用するので綺麗に残されています。
新築ビルには地下階は存在しません。既存基礎の地中梁を構築した上で埋め戻しを行うものと思われます。
鉄骨建方の開始されるタイミングは秋も深まった頃でしょうか。オフィス需要は殆どの大都市で逼迫状況が続いていますが、大量供給が行われているのは東京のみです。京都は逼迫し過ぎてビジネスの拡大を逃す機会的経済損失に繋がりつつありながらもオフィスビルが供給されません。強い規制が容積率を圧迫する上に建築資材と人件費の高騰で収益を出す事が難しく、土地活用はホテルに流れています。神戸の今後のオフィス需要はどう推移するでしょうか。シェアオフィス開設のプチブームも起き始めています。
日新信用金庫 神戸支店新築工事 地上・地下階躯体の解体掘削が進行中
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運用中のそこそこの規模のオフィスビル建替えなら、立退き交渉込みで定期借家契約へ切り替え⇒概ね3=5年後に退去完了⇒建物解体工事⇒新築工事(同時、テナント募集)⇒スムーズに運んでも5年前後はかかってしまいます。その間収益は減るし、建て替え効果で大幅な増益が見込めないと簡単には踏み出せないですよね。マンション規制した分、オフィスビル建替えを大幅緩和する政策でも神戸市は用意しているんでしょうか?