整備工事が完了し、一般開放が開始された新港第3突堤基部倉庫跡地の緑地。暫定利用という事もあり、様々な廃材やリサイクル品を活用して整備されました。
ポートタワーにあった電飾を再利用したモニュメント。この緑地のテーマは神戸港の歴史。
このPORT OF KOBEの電飾も神戸港の移り変わりを60年近くも空から見守ってきた存在です。地上に降ろされ、これまで見下ろしてきた新港町の変化をどのように見つめているのでしょう。
神戸税関を背後に従えたモニュメント。ジーライオンアリーナ神戸の完成後にはBE KOBEに並び立つ人気スポットになるでしょうか。
一画にバスケットボールコートも完成しました。
芝生広場は養生中です。芝生が開放されるとベンチの利用が可能になります。
この緑地広場はあくまでも暫定利用であり、将来の再開発事業用地として明言しているので、民間事業者にその概要を委ねる事になるでしょう。
木の周りにもベンチが設置されています。
照明設備も設置されました。暫定活用とはどれくらいの期間を想定しているのでしょうか。5年か10年か。華やかさを伴う西側に対して、東側はウォーターフロントである事を今は感じにくい環境です。再開発を成功させるには公共交通機関の常設に伴うアクセスの向上が必須でしょう。LRTの開通が最低条件かと思われます。
突き刺さっているのは簡易ランプでしょうか。
芝生に立ち入れるようになったら、壁に掲示された神戸港の歴史写真をご紹介できればと思います。
第2突堤周辺の再開発完了後には新港地区の東側についての構想を練る必要があります。西地区のように土地をまとめて公募プロポーザルを実施し、事業者から開発手法の提案を募る事になるのでしょうか。今後は事実上、住宅開発を組み込む事はできないので、商業、業務、宿泊、文化機能に限定される事は民間デベロッパーがこのエリアをどう評価するか左右されるのではないかと思います。やはり兎にも角にもアクセスが鍵を握るでしょう。
暫定利用が開始された新港第3突堤基部の緑地 将来の「再開発事業用地」を明言
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暫定緑地とは聞こえがいいですが十年も続けば空き地ですね。近くの神戸港駅跡に大きな公園もあるのに。県庁も建替やめて緑地にするとかなんか寂しい限り