昨夏から工事が続けられてきた加納町交差点に鎮座した布引アパートの解体撤去。いよいよ地上部解体が大詰めを迎える段階に入りました。
足場・防音パネルはまだ2階レベルが覆われていましたが、一部は既に完全に撤去されて、建物の地上躯体が姿を消している様子が確認できます。壁のようだった建物が無くなり、空が広がって視界が大きく開けました。
歩道橋から見下ろすと、南側の一部を残して瓦礫のみとなった布引アパートが。
布引アパートの背後の雑居ビル街の背後に聳えるシティタワー神戸三宮。雲井通のバスターミナルツインタワーが建設されると、この方向に3棟の高層ビルが林立するように見えるでしょう。それらが見えるようになるまでに布引アパートの開発が進めば、この視界は再び閉ざされます。
布引アパートの撤去で長年、蓋をされていたイスズベーカリー本社の南側の外壁が顕になりました。1965年築の建物ですが、完成2年後には布引アパートが建設されたので、この壁が陽の目を見るのはほぼ55年ぶりとなります。
イスズベーカリーは新本社工場を中央区外に移すようです。
フラワーロード沿いの三宮北開発はこれまで阪急の駅ビル建て替えを除いては、TAKAI BLDやホテル建設等、加納町交差点の北側エリアに限定されていました。今後、布引町4丁目に大阪協栄信用組合店が複合ビルを建設する予定の他、この布引アパート跡地の再開発や新たなTAKAI BLDも計画されています。三宮再整備が三宮北側エリアへも波及し始めているという事になるのでしょうか。
布引アパートの解体撤去工事 地上部解体が完了間近 加納町交差点は今後どのように変貌する?
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近隣に住むものですが、8月までに加納町交差点の一部歩道橋撤去、横断歩道設置が行われるようです!ご存知でしたらすみません。
情報ありがとうございます。ようやく交差点改良が始まるのですね。既に過去記事で内容は取り上げていますが、また現地取材しますね。