元町VEGAにSKECHERSが出店 三宮中央通り界隈は「履き倒れ」の街へと変化中

ユニクロ神戸元町店が退店し、約1年が経過した元町商店街入口の商業ビル「VEGA」。これを機に大規模改修工事が行われ、外観のリフレッシュが行われていましたが、工事完了後もまだ後継テナントが入る気配がありませんでした。



しかしここに来て事態は急展開。米国カリフォルニア発祥のスニーカーブランド「SKECHERS」が出店する事が決定しました。VEGAの地下1階から地上2階を占有するフラッグシップストアになる模様です。



ようやくVEGAの空きフロアが埋まる事になり、大丸前スクランブル交差点の賑わいにもプラスとなります。ただまだ3-5階のフロアにも新しいテナントが欲しいところです。



SKECHERSは元町商店街内に神戸元町店が既に営業しています。こちらの既存店舗はどうなるのでしょうか。



VEGAからは50m程の至近距離にあります。新店舗の開業後は賃貸契約満了をもっていずれ集約されるのではないかと思われます。



SKECHERSの向かいには同じく米国発祥のスニーカーブランド・NIKEが出店しています。



三宮中央通りではNIKEの他にも昨年、アシックスもASICS KOBEやアシックスウォーキングの新店舗をオープンさせています。REGALの路面店もあり、「履き倒れ」の街として名を馳せてきた神戸の目抜き通りを賑わせるのはスニーカーブランドになりつつあります。



コロナ禍の影響を受けて低迷してきた商業施設や路面店のテナント運営。特にスタイルプラザや三宮安田ビル、そしてVEGAのような商業地域で核となる施設が長期に渡って空きテナントになっている状況は街に不健全な影響を与えてしまいかねません。欲を言えば空きフロア丸々を借りてくれるテナントが望ましかったと思いますが、複数フロアに入る物販テナントで良かったですね。