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三宮中央通りの立体駐車場・東洋カーマっクスパーキングに地質ボーリング調査が入ったのが2019年9月。その後、2020年3月には駐車場の解体工事が開始されました。それから約2年が経過し、ダイワロイネットホテル神戸三宮中央通りが、4月27日にグランドオープンしました。神戸都心に進出するダイワロイネットホテルとしては、神戸三宮に次ぐ2軒目となります。
当初は3月1日に開業予定でしたが、コロナ感染拡大期を懸念してか、オープン日を約2ヶ月延期させての稼働開始となりました。
地上16階 延床面積11,352平方メートル 客室数265室の規模は三宮・元町におけるビジネスホテルの中では最大級となります。
三宮中央通りに面して店舗とホテルロビーで構成する低層部と3階以上をセットバックさせた客室フロアに分けた設計となっています。1階テナント区画については、デザイン協議の際にはコンビニの出店が想定されていたようですが、現状はまだテナント未定のようです。出来ればコンビニ以外の出店を期待したいところです。
入口は二箇所。東側のエントランスです。2階のテナント区画に出店したレストランへの開店祝いの花が飾られています。寄贈者の名前に注目です。
こちらは宿泊者専用のエントランスとなっています。
風除室の奥には客室階直通のエレベーターが備わります。
西側のエントランスです。
前述の2階レストランには「The Kitchen Salvat Kuomo」が出店しました。ナポリピッツァを日本に広めた第一人者、サルヴァトーレ・クオモがプロデュースするイタリアンレストランで、銀座、名古屋、京都に続き、神戸にも出店しました!
http://www.kitchensalvatore.jp/index.html
The Kitchen Salvat Kuomo 公式サイト
宿泊者の朝食はこのレストランで提供されようで、ぼっかけうどん、サルヴァトーレ神戸ナポリタン、バニラ香るフレンチトースト等の豊富なオリジナルメニューが揃い、宿泊者の評価も既に上々のようです。
西側エントランスを入ると、吹き抜けのホールになっており、上り専用エスカレーターと階段が備わります。
階段はステップの高さを抑えた上り下りしやすい階段になっています。
吹き抜けのホールはガラスからの採光で明るい空間になっています。
エスカレーターを上がると、2階のレストランとホテルのカウンターロビーにアクセスします。
ダイワロイネットホテル神戸三宮の1階レストランは居酒屋「かっぽうぎ」という庶民的なテナントだったので(テナント入れ替えによって2月より「SACHIMARU」に変更されています)、こちらのレストランのテナントもあまり期待はできないかと思っていましたが、話題店の誘致に驚きました。立地的にも三宮の一等地だけに、同じダイワロイネットホテルでもこちらの方が格上に位置付けられているものと思われます。
南側は裏手にあたりますが、1階は駐車場になっているので開口部をルーバーと植栽で目隠ししています。
駐車場は引き続き東洋カーマックスが運営を担っています。収容台数は15台で、ホテル提携にはなっていません。
かつてのダイエー店舗跡地は長年、駐車場としての暫定利用が続けられてきましたが、ようやく高度利用が実現しました。三宮中央通りはこの新ホテルと向いに完成した関電不動産神戸三宮ビルの2棟によって大きな変貌を遂げました。関電のビルと共に低層階のテナント出店が進むと、通りの賑わいも更に増す事になる為、今後の展開に期待大です。
(仮称)神戸市中央区三宮町プロジェクト ダイワロイネットホテル神戸三宮中央通り
所在地 神戸市中央区三宮町1-2-9他
事業者 ダイワロイヤル
敷地面積 1,308㎡
建築面積 1,024㎡
延床面積 11,352㎡
階数 地上16階
用途 ホテル(265室)・店舗
建物⾼さ 58.5m
構造 鉄骨造
設計者 大和ハウス工業
施工者 大和ハウス工業
竣工予定 2022年4月
https://www.daiwaroynet.jp/kobe-chuodori/
ダイワロイネットホテル神戸三宮中央通り 公式サイト
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