磯上通7丁目計画

(仮称)三宮磯上通PROJECT新築工事 鉄骨建方が早くもほぼ完了新規オフィスビルの供給記録は何年連続を更新する?



磯上通7丁目で建設の進むフウキ建設のオフィスビルプロジェクトは鉄骨建方が開始されましたが、その工程は早くも大詰めを迎えています。



国道2号線に面した敷地東側についても既に鉄骨の組立が完了しました。隣接する北野ビルとほぼツライチで立面しています。



そしてここに来てようやくプロジェクト名を示す看板や各種帳票類が掲示されました。正式な工事名称は「(仮称)三宮磯上通PROJECT新築工事」。施工を進めているのはフウキ建設ですが、事業主はエヌアンドエス。設計はやはりフウキ建設と常にタッグを組むグラッドデザインです。



1階は、パースでは向かって右側にエントランスがありましたが、実際には左側に設けられているようです。庇が既に取り付けられています。



非常にハイスピードで施工されているこのオフィスビルですが、来年4月末の竣工を予定しています。



1階の向かって右側は駐車場になるものと思われます。この立地であれば、店舗にしてテナントを入れる事も可能かと思いますが、パースでは空洞になっているので、設計変更が行われていなければ平面駐車場でしょう。



オフィスフロアの基準階面積はどれ位でしょうか。延床面積が約2,000平方メートルなので、160平方メートル程でしょうか。

一昨年前はジーライオンアワーズビル、昨年は関電不動産神戸三宮ビル、今年は神戸大和ビル、来年はこのプロジェクトや磯上通3丁目プロジェクト、再来年は神戸旧居留地91番地と、オフィスビルの新規供給が5年連続で継続します。26年も何らかのビル供給がある場合、27年には雲井通5丁目の再開発ビルが完成するので、7年連続という絵が見えてきます。



もし同じく磯上通7丁目のNTT都市開発が進めているプロジェクトもオフィスビルだった場合、こちらも来年の新規供給に充当します。

一方で、日本イーライリリーが一棟借りを、していたLILLY PLAZA ONE BLDGは、5-7階の3フロア計約1,800坪が空室になっています。恐らくイーライリリーが、社員のリモートワークを進めた結果、余剰となったフロアの契約を打ち切ったものと思われます。P&Gも一部の社員は完全リモート化した模様で、三宮ビル北館でのフロア縮小傾向が見られます。コロナ禍では、大企業や外資系企業は本社を中心にリモート化が顕著に進みました。出社率は回復傾向にあるようですが、働き方の多様化は定着しつつあります。

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