遂に竣工した垂水中央東地区第一種市街地再開発事業とプラウドタワー神戸垂水。非常に長い期間を掛けて、「垂水廉売市場」やその周辺区画を含めた総面積約7,000平方メートルを一体化した再開発事業がここに完了を迎えます。幾度のなく計画の白紙撤回や見直しを経た後、当初は中心となる超高層住宅棟を地上25階で計画していたものを地上32階に規模拡大して確定。区内最高層の建物となりました。

再開発によって街の賑わいを失わせない為、超高層棟を取り囲むようにコの字型に低層店舗棟を配置。「Miruta」として商業施設を開業させ、これまでの昭和レトロ路線から最新の洗練された令和の商業地区への転換を図ります。

Mirutaのイベントやテナントマップを掲示するのであろうフレームが壁面に取り付けられました。

ガラス張りの明るい路面店が並び、街路樹の木陰が涼しげで、カフェや飲食店舗の出店にもピッタリの雰囲気です。オープンテラスも欲しいところですね。コメダ珈琲の出店が決まっています。

北棟と東棟の間には通路が設けられており、施設のトイレや駐輪場も備わるようです。

インターロッキング舗装が施された歩道は幅員を拡大し、これまでよりも歩きやすい歩行空間が整備されました。

コメダ珈琲以外のテナントとして、オリーブ歯科の出店が決定。既に開業準備が始まっています。更にあい鍼灸院・接骨院が9月に開院する予定。クリニックの誘致にも力を入れている模様です。

南側に設けられた自由通路。新たな東西動線としても重宝される存在です。快適・安全な通行が可能です。

敷地にゆとりがある配置設計となっており、ゆったりとした歩行者空間が余裕を感じさせ、木造密集地帯からより防災面でも安全な街へと生まれ変わりました。

自由通路を西側から見た様子です。この遊歩道「サウスアベニュー」と名付けられ、敷地内の街路樹はシラカシ並木で統一されています。プラウドタワー神戸垂水のグランドエントランスもここに設けられています。

垂水センター街にも明るい陽光が差し込みます。夜間の照明演出がどのように行われてちるのかも早く確かめたいところです。

形状としては完成予想パースと相違無い建物となりましたが、その質感や色調については想像以上に素晴らしい仕上がりとなっているタワーです。

洗練性とデザイン性の双方を兼ね備え、非常に上質です。華美さは抑えつつ、全体のまとまりが感がこれまで市内で供給されたどのタワーマンションよりも秀でています。全周バルコニーを採用していますが、ガラスの使い方も優れています。

都心エリアにあっても全く違和感のない出来栄えです。竹中工務店の傑作の一つでしょう。竣工前に全戸完売するのではないかと思いましたが、まだ販売中です。残りは高額の数戸のみのようです。
リノベーション神戸・垂水中央東地区第一種市街地再開発事業 プラウドタワー神戸垂水 竣工・Mirutaの開業準備も進行中
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明るくはなったものの、周辺の商店街には風と雨が吹き込み、建物の一部には風による破損が生じて、歩いている人も不安に感じることもあると聞いています。
垂水駅前にはいろんな施設が集まっていて歩いて回るよさがあり、年配の方も多いだけに、このような再開発のあとの環境のケアを、関係者は真剣に考えないといけないのではないかと思います。