いよいよ今月29日の開業まで残り約2週間に迫るさんちか2番街のリニューアルオープン。22年の2月に1・2番街の閉店から早くも2年の歳月を経て、工事の完了が迫っており、遂に仮囲いが撤去されました!
最南端部角の区画には以前にもUCCがUCCカフェコンフォートを営業していましたが、リニューアル後には傘下別ブランドの上島珈琲店さんちか店をオープンさせます。地下鉄三宮駅東コンコースにあった店舗を閉店していましたが、さんちかに再出店します。
昭和の経済成長期に華々しくオープンしたさんちかは、当時の流行であったショーウィンドーを通路側に採用し、あくまでも店舗は内部に引っ込んでいましたが、今回のリニューアルで2番街は現代の地下街流に通路からテナント区画へと直接出入りする構造へと転換。
ファッション雑貨・アパレルのear PAPILLONNERさんちか店は同ブランド内では最大規模の店舗面積を誇る旗艦店となります。これに伴い、神戸国際会館SOLの店舗は1月に閉鎖しました。その隣に兵庫県内初出店となる沖縄発祥スキンケアブランドのSuisavon-首里石鹸-。
この部分には自動ドアが備わります。ここには阪神神戸三宮駅方面へと抜けられる東西通路が設けられています。
まだショーウィンドーの3番街と対比です。違和感はありません。オープンを迎えるとまた雰囲気は異なってくるのでしょう。
夢広場を拡大する為に削られた北西角の区画にはAfternoon Tea Livingが出店。コーナーに大きく店舗を構えます。
まだ夢広場内の改修工事は進行中です。以前のラジオ関西のサテライトスタジオがあった部分のコーナーには構造上抜けない柱が広場内に出される形で出現しました。
天井の格子パネルの設置は大方、完了した模様です。柱の美装化工事がまだ進行しています。広場内の舗装ブロックの刷新も行われました。
50周年記念のリニューアルの際に、通路上の天井パネルの刷新は既に行われていましたが、夢広場内の天井照明パネルは手つかずのままでした。今回のリニューアルで全て新しく、美しく生まれ変わっています。
またJR三ノ宮駅ビルへと繋がる予定の1番街と2番街の間にある東西通路の床や天井も全面的にリニューアルされる事になりました。
温かみのある照明温度と、採用された床や天井パネルの質感によって、全体的に落ち着いた雰囲気に刷新されています。
まだ向かって右側の壁は仮囲いとなっています。
壁の裏側は通行禁止となっており、既存通路のリニューアル工事が行われています。
リニューアル前の通路の様子です。リニューアル完了済の右半分と同じデザインに美装化される事になるでしょう。左側のリニューアル工事が終われば、通路の幅員は大きく拡大され、開放感が高まり、通行もしやすくなるでしょう。
夢広場も大きく拡大し、人の滞留空間としての機能をいかんなく発揮できるようになるのではないかと思われます。
これまでもごく小規模なイベントの開催が行われてきましたが、リニューアル後は定期的に集客イベントを行う事も可能になるのでしょうか。夢広場の照明が点灯すると、更に雰囲気は向上するのではないかと思われます。非常に点灯が楽しみです。
既に阪神神戸三宮駅の西口リニューアルの際に大規模に刷新された東側の通路側については、大きく変化する訳ではありませんが、中央通路と同様に店舗が通路に向かって開口する事になるので、賑わいが増す事が期待されます。
東側には飲食テナントが多く集められています。マカロン・チョコレート・焼き菓子の物販とカフェを営業する予定のMade inピエール・エルメ。
チョコレートのリンツ ショコラ ブティックはさんちか店の開業後、カフェも併設した神戸マルイ店も継続営業するのでしょうか。
神戸ハーバーランドumieにも出店しているアパレルのROPÉ PICNICがROPÉ PICNIC PASSAGEをコーナー区画に開業。
2番街のリニューアルオープン後、来年には1番街の開業も控えており、地下鉄三宮駅の東コンコースへの連絡通路の改修も含めて、さんちかの動線が大きく改善される予定です。JR三ノ宮新駅ビルの建設に合わせて、地下広場も大きく改修される計画ですので、まだまだ三宮の地下も変化が絶えない期間が続いていく事でしょう。
さんちか再整備 さんちか2番街が遂にお披露目!夢広場周りも劇的に変化中
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