日本初の花時計である神戸市庁舎北側の「こうべ花時計」がいよいよ移転に向けて撤去されます。先週には市長も参加して、「移転セレモニー」が開かれました。撤去工事は本日12月3日より開始されます。
移転先は東遊園地南端の噴水広場です。来年3月には新しい「こうべ花時計」がこの場所に誕生する予定ですが、こちらもあくまでも仮移転先との事です。東遊園地の再整備計画が検討されており、この計画次第でまた新たな設置場所が決定します。
今回の移転は神戸市役所本庁舎2号館の再整備を目的としています。この場所にはこれからクーリングタワーの設置が始まります。クーリングタワーは市庁舎の冷房設備を担うもので冷却塔として機能します。
現在の冷却塔設備は本庁舎3号館に設置されており、この移転が完了すると、いよいよ3号館の解体準備が整う事になるのです。来年から既存解体が開始される予定ですが、跡地に建設される新中央区総合庁舎については日本設計による実施設計も始まるので、完成予想パースの公開や最終的な建物概要も明らかになります。また年度内には着工まで漕ぎ着ける予定です。
そして再来年には新庁舎が完成するでしょう。中央区役所、勤労会館の移転が完了すると、いよいよ雲井通5丁目の全ての建物の解体が始まり、遂にバスターミナルビル計画が始動します。一見、何の関係も無さそうな花時計の移転と冷却塔設置ですが、実は壮大なプロジェクトの号砲となっているのです。ようやくここまで来ましたね。まだ外堀を埋めるような作業であり、先は長いですが、JRターミナルビル同様に何かしらの具体的な工事が始まる事はプロジェクトの前進を目で見て確かめられるので、これまでのように単に夢見て待っているよりは遥かに実感が湧きます。
こうべ花時計がいよいよ撤去へ 神戸市庁舎2号館再整備に向けてクーリングタワー設置工事を設置
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花時計の時計の針は止まってしまったのは寂しいですが三宮再開発の時計の針が動き出したと思うとワクワクしますね
市役所の3号館・2号館の部署は2018年10月以降に順次移転予定とのことでしたが、12月に入っても具体的な移転計画が聞こえてきません。移転が終わらないと3号館の解体も始まりませんが、この辺り順調に進んでいるのでしょうか。少し心配しています。
建設局下水道部が7月に移転したようで、順次移転作業はすすんでいるようですね。この移転が遅れてしまうと全体に響いてきますのでなんとしても予定通り、または前倒しで行ってほしいです。
すでに三宮周辺は市役所各部署が移転すべきハコが足りません。どうするつもりでしょうか?のんきな市長は新長田にでも移転するつもりでしょうか?
既に市役所各部署が移転する先は押さえているようなので心配なさそうです。1号館の中の部署も、2号館3号館の部署と一部いれかえするようです。