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阪神神戸三宮駅2番線ホームにおける可動式ホーム柵の設置 ワイヤーロープ昇降式採用の理由



阪神電鉄は現在、安全対策として神戸三宮駅の1番線ホームと3番線ホームに水平開閉式のホーム柵の設置工事を進めています。しかし中央の2番線ホームの柵の設置については方向性を示さず、どのような対策を行うのか注目を集めていましたが、この度、新たな柵の設置を発表しました。



神戸三宮駅ホームの平面図です。青のラインが設置中の水平開閉式ホームドア。赤のラインが新たに設置を行うホーム柵です。

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中央の2番線は阪神電車及び阪神なんば線を経由して乗り入れている近鉄の車両が発着しているターミナルホームです。



阪神車両と近鉄車両は構造が異なり、ドアの数が阪神は3扉なのに対して、近鉄は4扉となっています。従ってホーム柵の開口部は13mを必要としています。しかしながら開口部が4mしかない水平開閉式のホームドアはもとより、これまで10mが最大とされていたワイヤーロープ昇降式ホーム柵でもこのホームへの対応は技術的に不可能とされてきました。



しかしながらワイヤーロープの素材強化によって最大13mの開口が可能となる技術革新が確立できた事で2番ホームへのホーム柵設置が実現に向かいます。工事の完了は22年春頃を予定しています。



三宮では鉄道各社が競うようにホーム柵の設置を進めており、既に地下鉄西神・山手線三宮駅、JR三ノ宮駅にて設置が完了している他、阪急神戸三宮駅でも設置工事が進んでいます。新交通については開業時からホームドアがデフォルトでした。これらの一連の工事完了後は三宮で唯一、ホーム柵の無い駅は地下鉄海岸線の三宮・花時計前駅のみとなります。因みに花時計の東遊園地移転先が正式化した今、同駅も改称が必要となります。神戸国際会館前にでも変わるのでしょうか。

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