神戸アリーナ

開業から約2ヶ月を迎えるジーライオンアリーナ神戸は週末を中心に順調にイベントを興行 周辺の状況はどう変わる?


開業から早くも間もなく2ヶ月を迎えようとしているジーライオンアリーナ神戸とTOTTEI。神戸の新しいウォーターフロントを切り拓く中核施設として期待されています。



アリーナでは週末を中心に音楽コンサートやイベントが開催されており、殆ど空いている週末はありません。都市圏人口に対して1万人以上を動員できるアリーナが非常に少ない関西において、最新施設であるジーライオンアリーナ神戸は、今や非常に貴重な存在です。



突堤の足元の住友倉庫跡地に整備された暫定緑地広場に植えられた芝が徐々に芽吹き始めており、グリーンの絨毯が広がりつつあります。



無機質で殺風景だったかつての倉庫街が新緑の眩しい潤い溢れるウォーターフロントの街へと変化しています。



アリーナを背景に美しく再整備された臨港道路沿いには新たなバス停が設置されました。



連節バス・ポートループの新たな停留所「アリーナ前」です。



新港町の停留所からは然程離れていませんが、アリーナに出向く人々の需要に応えるための新停留所の設置となりました。



ポートループは休日を中心に利用者が増えており、都心-ウォーターフロント間の足としての定着感が出てきました。ゆくゆくはLRTに取って代わる公共交通機関として、利用者を更に増やしていく必要があります。



竣工したベイシティタワーズ神戸EAST。南東側の1-2階はテナント区画になっていますが、まだ店舗進出の動きは見られていません。

イベント興行時の週末は非常に混み合うものの、平日はやはりどうしても客足は遠のきがちなので、エリアにはもっとオフィス集積も必要になってくるでしょう。訪日客も増えるようにホテルの誘致も必須です。やはりコンビニ等の物販店舗もなくてはならないでしょう。



まだ開発の余地を残す新港町。東側エリアには倉庫の建物がまだ点在します。住友倉庫保有の建物はこれまでヤマト運輸が使用していました。



現在はテナントを募集しているようです。これまでの開発用地のように市が一度かいとって、民間事業者に転売する事に最終的にはなるものと思われますが、まだ現状はその時期ではないようです。



しっかりとアリーナの集客性を高めて定着させ、年間300万人を呼び寄せる施設として確立させル必要があります。それは引いては周辺の更なる開発を誘発する事に結びつく事になります。

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