神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 神戸三宮阪急ビルの外観完成・1階吹き抜け空間の仮囲いも撤去 イベント広場等も供用開始が近い!?


開業までいよいよ2ヶ月を切った神戸三宮阪急ビル。旧ビルの閉館から既に早6年が経過し、この春にようやく再開発が完了を迎えます。小学校1年生が入学して6年生になふまでの期間と考えると、実に長期のプロジェクトでした。



最後までホテル階を覆っていた養生ネットも取り払われて、とうとう名実と共に外装が完成しました。もうライトアップも始まっているという情報も読者の方から頂いているので近日中にその様子も撮影したいと思います。



レムプラス神戸三宮となる17-28階。ホテル客室からはどんな景色が広がっているでしょうか。三宮一帯を見下ろしながら就寝を迎える。神戸での観光、ビジネス拠点として最高の立地に開業するホテルとなります。本格稼働すると、予約を取るのは難しいのではないでしょうか。



南北幅はスリムな超高層駅ビルですが、シンボル性は抜群に高い建物です。来年度に都市計画決定されるJR駅ビルにここまでのデザイン性や意気込みを感じられる事ができるでしょうか。



まさにランドマークの名に相応しい建物となりました。惜しむらくは南側のオフィスフロアもアルミカーテンウォールで覆って欲しかったと思います。設計上、仕方がなかったのでしょうけれど。



1階内部の吹き抜け通路空間は両サイドを覆っていた仮囲いが撤去されました。



重厚で高質な吹き抜け空間が広がっています。一足先に開業した西宮北口の駅ビルである阪急西宮ガーデンズゲート館のカジュアルな雰囲気とは全く異なる荘厳さがあります。



まだ簡易フェンスがありますが、その後ろに奥行きのある空間が広がっています。



ここには現在、さんちかで営業しているコスメ雑貨を販売するカラー・フィールドが出店します。



幅の広いアーチ梁も全面石貼りです。非常に重厚な造りに惚れ惚れします。



そしてこの天井吊り下げフレーム式のデザイン照明がニ対、備わっています。これも非常に良い出来です。



大階段と化した改札コンコースへの連絡路。



駅前広場に面する通路北側の仮囲いも撤去されて簡易フェンスになっています。



こちらもアーチ梁が柱を繋いでいます。



そしてハイアングルでフェンスの背後を撮影。イベント空間として使われる開放的な無注スペースが広がります。



さんきたアモーレ広場からこの空間を通り抜けて供用中の通路へと連絡します。



このコンクリート剥き出しの柱の化粧パネルいつ取り付けられるのでしょうか。



改札外コンコース内の仮囲いも全て撤去が完了しました。



新装した阪急神戸三宮駅のコンコースに隣接したJR三ノ宮駅西口改札外コンコースの天井耐震化改修工事も天井パネルの取り付けが進んでいます。



しかし真新しくはあるものの、色気も何もないグレーのパネルに正直ガッカリです。



阪急とのギャップが大きいです。新駅ビルの建設時にはもう少し色を出していって貰えると良いですね。



西口へとアクセスするエスカレーターはアスベスト撤去の為に封鎖されています。



これからも4月26日の開業までに徐々に完成部分のお披露目が進んでいく事でしょう。6年分の我慢を噛み締めながら、開業までの時間を楽しんでいきたいものですね。

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POSTED COMMENT

  1. 文京移民 より:

    開業がとても楽しみです。
    南面は私も残念に思っていましたが、高架の現三宮駅がなくなる可能性=南側に増築する可能性がわずかでも残っている以上、暫定のフサギ以上のものは付けない方がベターなのでしょう。

  2. カン より:

    久しぶりに三宮を訪れてみると、色々なところが様変わりしそうな雰囲気で溢れていて、おもわずこべるんさんのブログを覗きに来てしまいました。

    ビル南面は言われている通り、梅田阪急の1期工事と同じ壁面処理ですね。そもそも神戸市&市長との交渉を無駄と打ち切って計画が進行した背景は、増築を前提としたビル設計があるとみてますから
    南面の処理にむしろ全体計画の背景が透けてるように感じてしまいます。商業施設やオフィスの増床部を12階?以下に見積もっている全体計画図、もし仮にでもあれば見てみたいと思いませんか?
    まぁそれが実在すれば部外秘中の部外秘だとは思いますし、そごう(現三宮阪急)建て替え計画との密接な連携が思考されているはずなので、外部環境の影響が極めて大きいとは思います。
    とにかく次の市長の仕事にはワクワクしかしないですね。

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