神戸空港では高市首相の発言に端を発した日中関係悪化の煽りを受け、他空港と同様に中国便が欠航となり、空き枠が生じている現況の打開が課題となっています。この解消に神戸市は新たに就航を希望する航空会社の募集を開始しました。

既に複数のエアーラインが名乗りを上げており、中国便の穴を容易に埋める事が可能のようです。そもそも昨春からの国際チャーター便の就航開始にあたり、20社以上の就航希望があったと言われ、航空会社の神戸空港への関心は非常に高く、これまで就航に至った会社は数を絞った上で厳選されている状況で、30年の国際定期便就航開始時には大幅にエアーライン数が増加するものと思われます。

今回の募集は今後の日中関係を睨んで、3ヶ月限定の措置とされており、就航会社にとってもお試し期間としても都合が良いのではないかと思われます。複数社全てを受け入れるのかは定かではありませんが、神戸市が熱視線を注ぐ東南アジア向け路線の定期就航の実現が期待されます。

第2ターミナルでは、搭乗待合エリアにドラッグストアが先行オープンした他、国内線出発ロビーとされていたエリアも国際線に割り当て、よりスムーズな保安検査とより広く快適な待合を確保。

東南アジアへはこれまでベトナム・ホーチミンにベトジェットエアがチャーター便を25年春に飛ばしたのみに留まっています。ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポールとの便の開設が望まれるところです。
神戸空港国際線の中国線枠を埋める新たな航空会社を募集
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東南アジアは経済成長も著しく、観光のみならず
ビジネス交流の面でも神戸市にとってメリットとなります。
とりわけアウトバウンド需要も見込めるシンガポールや、
バンコク、バリ島方面への乗り継ぎ需要も期待できる
ジャカルタなどへの就航に期待したいですね。
更には関空が就航していない都市への直行便を開拓する
ことにより、同空港と競合しない需要喚起を目指すべきです。
関西エアポートによる2026年度の想定は国内線375万人、国際線105万人程度。使用機材から想定して国際チャーター便は月平均10往復便前後必要です。水面下では複数のキャリアと最終調整段階で発表目前だと思います。機材調達が間に合えばスカイマークも参入して欲しいですね。
また、燃料高騰で国内便利用者横ばいの国内事情もあって、2タミの国内線エリアは未使用のままです。全体を国際線エリアに転換する施設改修が進むでしょう。神戸空港の国際線需要は旺盛であり、大きく伸ばす事が可能です。
余談ですが、数年間進展の無かった三宮町2丁目のF・O・インターナショナル本社跡地で先週ボーリング調査が行われていました。以前に計画されていたテナントビル建設が再始動するのか、全く新しい開発が行われるのか何れにしても楽しみです。神戸空港国際便就航の波及効果により明らかに民間投資が活発化しています。