神戸三宮阪急ビル

神戸三宮阪急ビル 西口改札内外コンコースリニューアルも仕上げが大詰めに突入



神戸三宮阪急ビルやサンキタ通りのリニューアルが進む中、阪急神戸三宮駅西口改札コンコースの改修・美装化についてもいよいよ仕上げ大詰めに入りました。



コンコースとサンキタ通りに面したテナント区画。重厚な壁で覆われています。依然は建物内部は歴史を感じさせるクラシックな佇まいでしたが、テナントはカジュアルな装いとチグハグ感がありました。



今回のリニューアルを機にコンコースはクラシック感を強く意識した造りに大きく舵を切り替えました。



メインの吊り下げ照明もようやく3灯が揃いました。あともう1灯で勢揃いとなります。



階段の両翼を担うテナント区画も完成間近といった段階です。



あの薄暗く陰気の漂っていた西口コンコースは非常に美しいホテルロビーのような空間に生まれ変わりました。テナントが開業すると更に華やかさを増す事でしょう。



やはりアーチ梁の印象が非常に強いですね。



改札周りと階下へのアクセスもアーチ梁が境界になっています。



東口とは異なる高質な空間へと美装化されました。



改札機前の吊り下げ案内表示も東口と同じデザインのものに刷新されました。天井パネルや照明も更新されています。



改札内の天井、柱、壁も更新されています。改札機も最近、真新しいものに交換されました。


改札空間とコンコース空間を隔てる壁は石張りです。



新しい三宮の玄関口として相応しい空間に仕上がってきました。質実剛健感が強いJRに対して、阪急は色気に非常に長けています。

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POSTED COMMENT

  1. ぽり より:

    震災前は東口にもこの3灯タイプと1灯タイプのシャンデリアが数列付いていましたが、映画広告と他の看板の波に呑まれて全然目立ちませんでした。 建替前の梅田阪急にはウィンドウには箕面有馬電気鉄道発祥を暗示する紅葉のアルミ鋳物の透かしレリーフと隠しキャラで鹿があり、四条河原町阪急には繁栄成就を願う葡萄と葡萄葉のレリーフがありましたが、三宮阪急のウィンドウに何が刻まれていたのか思い出せません。

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