ウォーターフロント

新港第3・4突堤周辺の再整備が進行中 水域の埋め立て造成も完了



新しい神戸三宮フェリーターミナルが新港第3突堤に完成して以来、早8年。開業直後以来、館内に足を踏み入れる機会はありませんでしまが、2014年秋ぶりに訪問してきました。同ターミナルは10月末を完成期限に内装改修工事が予定されています。


これに先行してターミナルビルへのアプローチとなる歩道の経路変更工事が進められています。



ターミナルビルの北側で大きく蛇行させて、ビルの西側正面エントランスに誘う形で歩道の移設が行われました。



新しいアプローチには新たに屋根も取り付けられました。



ターミナルビル内は8年の歳月をしっかりと感じさせる経年劣化が進んでいました。



新築時の記憶があるので、8年経つとこんなに劣化するのかと思う程でした。内装改修が行われると確認した際は、正直、「もう?」と思いましたが、現地を訪れてみると、合点が行きました。



汚れるという事はターミナルとしてしっかりと稼働している事の裏返しとも言えるでしょう。ターミナルビルの3階は展望テラスになっています。



このターミナルビル周辺で現在、行われている整備工事の目的が気になるところです。



北側のアプローチ再編の理由ですが、新港第3突堤歩道橋整備工事と銘打たれています。歩道橋を整備するとして、一体何と何を連絡する歩道橋が構築されるのでしょうか。



そのヒントは道路を挟んで向かいにある3突と4突の間の水域に隠されているのかもしれません。



この水域の基部は、神戸市が、ポートターミナルに停泊するクルーズ船の乗降客を運ぶバスや三宮フェリーターミナルを発着するジャンボフェリー・宮崎カーフェリー等の貨物車の待機場として、埋め立てを行い、整備を進めているものです。



既に新たな護岸が築造されて、アスファルトで舗装された広大な駐車空間が誕生しています。



東側は貨物車両が駐車しており、供用が開始されているようでした。手前ではまだ何らかの工事が進行しており、これが歩道橋の整備工事の一環ではないかと思われます。



観光バスの駐車場と都心方面に繰り出す際に歩道橋を渡ってフェリーターミナル前にアクセスし、公共交通機関を使って三宮やメリケンパーク方面に向かう事を想定しているのではないかと思われます。



新しい護岸です。約3年の工期を経て、埋め立てられた新たな土地が造成されました。



この待機場には約100台のバスが駐車できる規模があります。クルーズ船の寄港数や訪日客数がどごまで回復するか次第でこの投資の意義が問われる事になります。

雲井通5丁目の新バスターミナルに乗り入れる長距離バスの一時退避場としても活用されるのかもしれません。



集客が見込めればポートループもフェリーターミナルに乗り入れる可能性もあるでしょう。



本格的な再開発が行われている第1、第2突堤と比較して、第3突堤はフェリーターミナルと貨物基地という活用の仕方に留まっており、資源の最適化が行われていないような気がします。今後、新港町東側の再開発を進めていく過程で、第3突堤の有効的な活用方法の再検討も必要ではないかと思われます。
関連記事
ウォーターフロント

京橋線ライトアップ照明設備工事 新港町再開発エリアのゲートウェイの夜間景観がグレードアップ予定

2021年5月22日
こべるん ~変化していく神戸~
京町筋の2号線より南側は今後、再開発が進行する新時代のウォーターフロントとなる新港町エリアのゲートウェィとして重要な役割を担うアクセ …
ポートタワーリニューアル

神戸ポートタワーリニューアル計画 準備工事として連絡ブリッジの取り壊しを進める予定 6月1日から営業は再開する?

2021年5月26日
こべるん ~変化していく神戸~
2年後の2023年には開業60周年を迎える神戸港のシンボルである神戸ポートタワー。この記念すべき年に向けて開業以来最大の大規模なリニ …
ウォーターフロント

新港突堤再開発第三弾は第二突堤とその基部

2018年3月10日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸新聞は神戸市が新港第一突堤、突堤西地区に続く再開発第三弾について第二突堤とその基部にホテル等の集客施設の誘致を想定して調整中と報じました。第二突堤にはまだ北側に一部の上屋が残っ …

POSTED COMMENT

  1. 笑牛 より:

    最近、三宮フェリーターミナルに寄ってきましたので
    気付いた変更点などを共有させていただきます。

    ・フェリーバス乗り場がターミナル北側へ移動しています。
     これに関しては各フェリー会社でも案内が出されています。

    ・フェリーターミナル3F、展望テラスのレイアウトが変更されていました。
     具体的には室内部分のみ変更があり、会議室のような部屋x2が設置され、フリースペースは以前の1/3ほどになっています。
     屋外部分は変更ありませんが、上記に伴い南側出入口が1つに減っています。
     売店?飲食店?で使えそうなスペースが部屋の片隅にありましたが、完全になくなっており、椅子が置かれています。

    ・新たな埋立区域で工事中だった部分には、観光バスの駐車スペースが用意されています。

    ・歩道橋は、観光バスの駐車スペースと、フェリーターミナルを繋いでいます。
     フェリーターミナルの2Fのトイレ近くに新しく扉が設けられて、そこで接続しています。

    ・観光バスの駐車スペースから、フェリーターミナルを介さずに何処かへ行くことはできないようです。
     ポートオアシス方面に繋げばいいのに、と思ったのですが・・・
     こちらシャーシ置き場も兼ねてますので、おそらくトレーラーが行き交う場所にあまり人を自由に歩かせたくなかったのだろうと思います。

    観光バス駐車場をフェリーターミナルにつなげたのはいいアイデアだと思いました。
    というのもフェリーターミナルは割と使われていない時間帯がある一方で、
    椅子が多く設置され綺麗なトイレもあり、ここではちょっとした休憩も可能です。
    なのでここに観光バスを停めて自由行動として、ツアーの集合・点呼場所として柔軟に使えるようなイメージが湧きました。

    残念な点はポートオアシス側との接続の悪さですが、前述の通り人を自由に入れたくないであろう理由もわかりますので仕方ないのかなと思います。

    ジャンボフェリーも宮崎カーフェリーも新船が就航し、ようやくこの綺麗なターミナルに追いついた感があります。
    また、以前は明らかにシャーシ置き場が少なく手狭な埠頭でしたが、この一連の整備で少し余裕が出ているのではないかと思いました。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です