芦屋

地域探訪: 芦屋・JR芦屋駅改良工事 リニューアル2期 駅ナカ店舗全店開業



3月22日(水)にJR芦屋駅の改札外コンコースのリニューアル2期が開業しました。今回、完成・供用が開始されたのは、新設された橋上駅と既存駅の連絡部に大改造を施した改札前のエリアです。



みどりの窓口の正面にエキマルスイーツ芦屋店と新たな待合空間が整備されました。



エキマルスイーツは、周辺エリアをはじめ、既存の和洋のスイーツ店が期間限定で出店するポップアップ形式のエキナカショップです。出店第一1号は、西宮・今津のパティスリーノッポ。本日までの営業で、次のお店にバトンタッチします。だいたい1週間サイクルで入れ替わります。



エキマルスイーツの隣の改札前のコーナーエリアは贅沢にも待合スペースに充てられました。


リニューアル前の芦屋駅コンコースの様子です。以前の方が明るさはありましたが、良くも悪くも国鉄時代を引き継いできた駅舎でした。


駅ナカにはカフェや駅弁の売店もありました。リニューアル後のエキナカには多種多様なテナント構成を期待していましたが、コロナ禍に開業が重なった為か、店舗ではない待合空間を整備したのは、JR西日本の本意ではなかったのかもしれません。



しかし単なる待合とするのではなく、芦屋の玄関口に相応しい設えとデザインをこの場所に与えました。



このシンボリックな柱はひときわ目を引きます。石張りの柱をガラスで覆い、ライトアップする事によって、まるでゴールドの美術品が展示されているかのようです。



待合空間にはベンチソファーが備わり、既に、待ち人をリラックスして待ったり、駅構内の通行時に一休みするのにも重宝されています。



需要に応じて、この場所を店舗にと転換する柔軟な運用が可能かと思われます。



コンコース内で最も大きな店舗面積を占めているのはセブンイレブン・ハートインです。



駅ナカにコンビニがある事の利便性は言うまでもありませんが、やはり以前のようにカフェ等の飲食店が出店していた方が、より豊かなエキナカという印象があります。



ちょっと足を伸ばせば、駅ビルのモンテメールの中に飲食店は充実しているので、敢えて駅ナカに飲食店を設ける必要性はないのかもしれませんが、早朝等、駅ビルがまだ開店していない時間帯からエキナカのカフェが営業していたりすると、ビジネスマンの利用頻度も高いのではないかと思います。



JR芦屋駅 駅ナカ全店開業を祝しています。JR西日本管内の駅ナカにユニクロを誘致したのは初のケースになったのではないかと思います。



芦屋らしい美しくシックな雰囲気に生まれ変わったJR芦屋駅。まだ改札内コンコースの美装化工事やエスカレーター設置工事が継続している他、南側駅舎の仕上げ工事も進行中ですが、全ての工事は年内に完了する模様です。

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