垂水

(仮称)垂水駅南ビル開発事業 既存店舗棟の解体完了 駅ビルとされる本開発 駅ビルの定義とは?




JR垂水駅前南側で、JR西日本アーバン開発によって計画されている新駅ビルプロジェクトの着工準備が整い、いよいよ建設工事が開始されようとしています。

プロジェクト概要

(仮称)垂水駅南ビル開発



事業者 JR西日本アーバン開発
所在地 神戸市垂水区神田町130-1他
敷地面積 911.78㎡
延床面積 979.25㎡
規模 地上4階
高さ 17.7m
用途 店舗
構造 鉄筋コンクリート造
設計者 交建設計
施工者
竣工予定 2024年3月





現在の様子



これまで駅前で営業していた平家建てのコンビニ店舗棟の解体工事が完了しました。



駅前の一等地がこれまで主にコンビニのみにしか利用されていなかったのは非常に勿体ない土地利用方法でした。

因みにいつも思うのですが、駅ビルと駅前ビルの違いはどこにあるのでしょう。いわゆるJR西日本が駅前に建設・運営しているNKビルを駅ビルとして定義しているのではないかと思いますが、元来、駅ビルとは駅舎コンコースに直結し、駅機能とそれ以外の機能を複合した建物を指すかと思います。

一般社団法人日本民営鉄道協会も駅ビルを以下として定義しています。

  駅業務を行う施設と、鉄道事業以外に用いられる施設を一体化した建築物のことを「駅ビル」と呼んでいます。

神戸市内で厳密な定義で駅ビルと呼べるのは以下のみではないでしょうか。

  • 神戸阪急三宮ビル
  • 住吉Liv
  • tete垂水(改修中)
  • 灘NKビル


多くのNKビルは高架や線路に沿って建てられており、駅舎に近接していますが、駅の機能を有している建物は実はそんなに多くありません。建物によっては、駅舎とビルの間が通路によって隔てられている場合もあり、厳密にはこれらを駅ビルと呼ぶのはいささか違和感を覚えます。

今回の垂水駅南ビルも駅舎に接してはいますが、高架下とビルの間には通路が設けられる予定です。つまりは駅業務を行う機能は付与されていません。この厳密な定義を当てはめようとすると、全国でも駅ビルと呼べなくなる建物は結構多く存在するでしょう。結局はビルを建設する鉄道事業者がどう定義するか次第のようです。



コンビニ裏の駐車場も閉鎖されて駅ビルの本格着工に向けて準備が整いました。

新駅ビルは高架下商業施設PLiCOの一部として運用される予定ですが、既に高架下や駅前周辺に様々な出店が見られます。1階はコンビニ、2階にはカフェ(タリーズコーヒー?)が開業する見通しですが、3-4階はクリニックやサービス系のテナントの誘致が想定されます。



北側では垂水中央東地区の再開発が10月に着工予定であり、駅前エリアの人口集積が高められます。垂水中央地区では更に再開発準備が進められており、建て替え中のマリンピア神戸の玄関口でもあるので、そのポテンシャルを見込んでの投資かと思われます。

この駅ビルの建設工事は今月中旬に開始されます。
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