新港突堤西地区再開発

三宮新港町計画B街区 フェリシモ本社のカーテンウォール取付始まる



三宮新港町計画は既に地上躯体の建設を行なっている3工区、基礎工事を進めている2工区、そして地盤改良工事中の1工区、完成済が1工区、工事未着手が1工区の合計8工区で構成されています。



鉄筋コンクリート基礎躯体の構築が進むB街区西側工区の文化施設棟。大成建設の施工です。敷地を南北に二分して工事を進めています。



敷地の余白に余裕がないので搬出入ゲートを開けてクローラークレーンをはみ出させて作業を行なっています。



北側は基礎の構築が終わっており、この打たれたコンクリート保護の為にブルーシートを掛けています。



南側はまだ工事が進行中です。足場が構築されて配筋、型枠、コンクリート打設が行われています。作業も佳境に入っているのではないかと思われます。



フェリシモ本社ビルの建設状況にも更なる動きがありました。



側面には壁面のパネルの取付が進んでいます。



北面の2-3階には遂にガラスカーテンウォールの設置が始まりました。この規模の建物だと通常、仮設設備の下で作業が行われるので取付を見る事ができないのが殆どのケースです。



ガラスが入って2階の階高の大きさがより強調されました。緑掛かった透明感の高いガラスが格好良いですね。耐熱・断熱性の高いLow-Eのガラスでしょう。



南面の2-3階でも同様にカーテンウォールの取り付けが進められています。



最上階の構築も進んでいるようです。型枠が見えるのでコンクリート打設が進んでいるのでしょうか。



其々の工区で作業の明らかな進捗が見えますが、流石に年内の竣工は現段階の状況を鑑みると難しいのではないかと思われます。コロナ自粛の影響で工事の遅延があるのかもしれません。街開きには歩行者デッキや外構の工事も進められなければなりません。来春頃まで完成時期はずれ込む可能性が高いものと思われます。

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