新港突堤西地区再開発

三宮新港町計画 ベイシティタワーズ神戸EAST & WEST 地下躯体構築開始+屋上フィンの完成間近

都心部・ウォーターフロント最後のタワーマンションと言われているベイシティタワーズ神戸WEST/EAST。WESTは来年1型、EASTは24年9月の完成を予定して、ツインタワー化が進められています。

プロジェクト概要

ベイシティタワーズ神戸WEST/EAST













所在地 神戸市中央区新港町71番
事業者 住友不動産・関電不動産開発
敷地面積 WEST 5,300.07㎡ EAST 5,300.01㎡
建築面積 WEST 1681.98㎡ EAST 1,605.95㎡
延床面積 WEST36959.46㎡ EAST 36,593.83㎡
階数 地上27階 地下1階 塔屋1階
用途 共同住宅 一部店舗 WEST 349戸 EAST 353戸
建物⾼さ 102m
構造 鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造
設計者 前田建設工業
施工者 前田建設工業
竣工予定 2023年1月/2024年9月







https://www.sumitomo-rd-mansion.jp/kansai/bct_kobe/
物件公式サイト

建設状況の様子



昨秋から建設工事が本格化したEASTは基礎工事が完了したようです。地下の躯体工事に移行を始めました。



掘り下げられた部分突っ張り棒のような鉄骨がありますが、これらは切梁と呼ばれ、山留壁の崩壊を防ぐ為の仮設設備です。内部では地下1階のコンクリート床が打設されており、柱の鉄筋が伸び始めています。



WESTのタワークレーンは1機が既に撤去されましたが、間もなくEASTに戻ってくると思います。地上階躯体の躯体構築開始は7月位からでしょうか。



EASTの南東エリアは次の再開発へ向けて既存倉庫群の解体が進行しています。



第2突堤基部の小さな事務所、倉庫群は全て撤去が完了しました。突堤内も上屋の姿はもうありません。新港エリアの再開発のセカンドフェーズとして、神戸スマートアリーナの建設費工事着手を待つばかりです。



完成が近づいてきた聳え立つWEST。躯体工事は完了しており、外装構築物や内装工事が進められています。



長部の屋上フィンも東面の取り付けは完了しました。細かいメッシュの入ったアルミ製です。



距離を置いて見ると、フィンの形状がよく分かります。ガラスの装飾だともっと映えたと思いますが、メンテナンスが大変なので、アルミの装飾を選択したのかと思われます(コンペ時のイメージではガラスでした)。



このフィンは夜間に最もその存在感を強める模様です。ライトアップの照度がパース程、強めになると良いです。



EASTが立ち上がってツインタワー化するまでにはまだ暫くの時間が掛かりますが、2年後には2棟のタワーが聳えているでしょう。その頃にはアリーナの完成も目前に迫り、新港町は更に大きく変わる事になります。アリーナの完成と共にメリケンパークと第1突堤の間に連絡橋の設置を進めて欲しいと思います。ウォーターフロントエリアの回遊性向上はエリア活性化の要となる命題です。
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