名谷

リノベーション神戸・(仮称)北須磨支所ビル整備事業に伴う解体及び付帯工事が着工 新ビルは2024年7月に完成か



名谷駅前の名谷センタービル横にあった須磨パティオ専用駐輪場が9月20日を以って閉鎖となりました。この場所にはこうべ未来都市機構が整備・運営する(仮称)北須磨支所ビルが建設される計画です。閉鎖された駐輪場には既に仮囲いが設置されています。



(仮称)北須磨支所ビル整備事業に伴う解体及び付帯工事として、仮囲いに看板が設置されました。施工は新ビルの設計も手掛ける岡工務店。本社は兵庫区水木通にあります。工期は2024年7月まで。新ビルの竣工時期です。



解体工事自体は年内に完了予定です。この解体には駐輪場の設備の他、須磨パティオ健康館と名谷センタービルを繋ぐ歩行者デッキの撤去も含まれています。デッキは今週中に閉鎖され、解体が始まる予定です。



既に仮囲い内部では、駐輪場設備は撤去が完了しています。



コンクリートの更地となった北須磨支所ビルの建設予定地。まだビルのデザイン等は公表されていませんが、7階建て程度の規模で、1-2階には店舗やオフィス機能も付与される事になります。また再びデッキを通じて周囲の建物と連絡します。



ビルの建設工事を開始する為、敷地内を平滑化する造成や敷地内施設の解体も行われています。



デッキの渡り納めをしてきました。



南側の道路との間には大きな高低差があります。

本来ならば、玉津から西神中央に新築移転した西区総合庁舎のケースのように、名谷にも須磨区総合庁舎を移転させたいという意向もあったのでしょうが、須磨区は意外に広く且つ名谷にヘソを移すというのも区民全体からすると、不便を強いる事も考えられるでしょう。

須磨区には名谷、板宿等の商業集積地区や須磨海岸や須磨浦周辺のリゾートエリア等、風光明媚でバラエティに富んだ区域を擁しています。

しかしながら現在の須磨区総合庁舎の位置も区域の東端にあって便が良いとも言えませんが。



北須磨支所ビルが完成すると、現在の北須磨支所が入る名谷センタービル4-5階に空きが出ます。名谷センタービルのリニューアルもリノベーション神戸の一環として進め、名谷の活性化に貢献する建物として再整備を図る必要が生じるものと思われます。1979年築と、機構の保有する物件でも最古参のビルであるだけに、建て替えという選択肢も視野に入ってくるかもしれません。

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