様々な変化を遂げつつあるトアロード。神戸BALのリニューアル、パウリスタビルへのKindalの出店、ドンク三宮本店の建て替え、トアロードビルの建設等、特に中央幹線から三宮中央通りの南北の短い区間に変化が集中しています。
神戸BALのリニューアルは本館部分は完了しましたが、まだ内外装を完全にANNEXと統一化した南側の別棟についてはオープンに至っていません。
元々は他社が保有していた建物をBALが取得し、現在は本館に移転したスワロフスキーが営ていました。これに全面リノベーションを施し、オシャレなテナントビルへと改修。1階北面には開口を設けて本館とドッキング。
出店テナントも決定。オープンするのは「DIPTYQUE」。フランス・パリの香水ブランドです。百貨店やターミナルビル等に展開し、近隣では大丸神戸店にも出店しています。開業は6月21日。
まだエストネーションが抜けたANNEXの上層階は埋まっていないものの、大部分が営業する形となる神戸BAL。小粋なトアロードにあって、独自の世界観を貫いている商業施設です。
向かいの(仮称)神戸トアロードメディカルセンター。まだ1階の調剤薬局はテナントが決まっていないようです。
しかし2階にはよなみね耳鼻咽喉科の開院が決定しました。残りの3-5階のフロアもクリニックのテナントを募集しています。
隣接する解体中のドンク三宮本店ビルはもう2階未満に縮小しました。
まだ建て替え後の新本店がどのような建物になるのか発表は行われていません。解体は今夏までには完了し、新築建物の建設工事に移行するものと思われます。現在、灘区にある本社機能もこの新ビルに補わせるのは床面積的にしんどいでしょうか。
三宮中央通りを越えて南側のカミネ村。本店を中心として、徐々に周りのビルをカミネ化しています。
パレットプラザのあった跡地にはカミネが新築建物を建設しました。
更に南側角のヒルズアベニューの入っていたビルも同店退店後、カミネ化工事が開始されました。もう一体的に建て替えて欲しいレベルです。
本店西隣の建物1階も1区画をカミネ化しました。
今後もまだ変化をし続ける予定のトアロード。大変貌を遂げる三宮駅周辺と比較すると、小幅な変化ではありますが、トアロードらしさを維持しながら、着実に進化の歩みを進めていく事になります。