JR姫路駅から西へひと駅のJR手柄山平和公園駅が3月に開業しました。JR西日本管内で最も新しい駅となった同駅の様子をレポートしたいと思います。

北口には姫路市が駅前広場を整備。ロータリーを有する広場として送迎に便利です。中央にはタクシープールも設けられていますが、取材時にはタクシーはいませんでした。

駅舎内には駅南北を繋ぐ自由通路が設けられ、線路によって分断されていた南北の回遊・交流を高める役割が期待されます。

2階南北自由通路内の様子です。自然光が入る明るく整然とした通路です。

通路中央には柵が設けられており、往来の方向を規制する意図が感じられますが、その理由はまた後ほど。

改札前のシンボリックなモニュメントのようなデザイン案内表示です。北口と南口の周辺施設を示しています。

天井も高く陽光が差し込み、非常に明るいコンコース及び自由通路です。

また駅利用者数はまだ限定されている為か、駅員室はシャッターが降りていました。自動改札機の数も将来的な余白を残しつつ、設置台数は制限されています。

コンコース内のLEDダウンライトですが、これまでJR西日本管内の駅舎は色温度の高い蛍光色や白昼色がメインでしたが、この駅では色温度の低い暖色に統一されています。

阪急電車等の私鉄駅には色温度が低い照明が採用される傾向がありましたが、JR西日本も芦屋駅には温かみのある照明の採用を図りめした。

今後、新規開業する駅舎やリニューアルを施す駅舎には同様の措置を行なっていく模様です。

JR三ノ宮駅ビル内の通路も同様に温かみのある雰囲気の空間が導入されるものと思われます。駅ビルの建設と共に一旦は耐震改修と同時に美装化が図られた駅舎を再度、更なるリニューアルする計画があるのかどうか。

ホームは2面2線の構造である地上駅で橋上駅舎を採用。JR山陽本線において市内最長の駅間であった4.6kmの姫路駅 – 英賀保駅間に待望の新駅が誕生しました。

この駅は姫路市が請願して開設された為、建設費用の2/3は姫路市が負担しています。膜素材の屋根を有する南口は、手柄山平和公園に面しており、更には10月に開業を予定する新アリーナへ直結する予定です。

新アリーナは、ネーミングライツによって「大和工業アリーナ姫路」の名称が決定しています。スポーツイベントを中心として、多目的イベントを開催できる予定で、屋内外プール、柔道場、剣道場、弓道場、広場なども入る予定です。

アリーナ2階に接続するアプローチデッキも整備されています。

自由通路内に設けられた中央柵はアリーナでのイベント開催時の通行を制御を目的としているものと思われます。アリーナは最大5,000人を収容できる予定なので、イベント終了後には駅利用者が一時的に膨れ上がります。

姫路市内には、JR西日本の新駅開業が比較的相次いでいます。2000年代にはひめじ別所駅、はりま勝原駅、東姫路駅が開業しています。

手柄山平和公園は年間180万人の利用者があり、更には大和工業アリーナ姫路が開業すると、駅直結の利便性の非常に高いアリーナとして様々なイベントの誘致が可能になるでしょう。アクリエ姫路、大和工業アリーナ姫路と最新式の大型イベント施設を次々と建設する姫路市。人口50万強の都市とは思えない積極的な都市経営戦略は神戸や岡山の間にあって埋もれまいとし、同市の存在感を示そうという力強さを感じさせます。
地域探訪: 姫路・JR山陽本線 手柄山平和公園駅が開業 JR西日本管内の最新駅は姫路市の力強さを象徴
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神戸市のhirodasといいます。いつも読ませていただいております。
手柄山平和公園駅は、開業の翌々日に行きました。
自由通路の中央の柵ですが、これは歩行者と自転車を分けるための柵だと思います。エレベーターは自転車が乗れる大型になっており、北口のエレベーターを降りたところの柵の入り口に、「歩行者は左、自転車は右側で、降りて押してください」という旨の案内表示がありました。
辻本のHPにその写真を載せています。
記事はこちら
https://hirodas.com/minato/back/back2604.html#tegarayamaeki
記事の中ほどの「自由通路は、歩道と自転車道が区分けされて」をクリックしてみてください。