姫路

地域探訪: 姫路・ヤマトヤシキ姫路店跡地に竣工したローレルコート姫路大手前通り 新たな拠点として街の活性化への寄与を期待


姫路のシンボルストリートである大手前通りにあったランドマーク・ヤマトヤシキ姫路店は経営破綻後にラオックスが買収し、再建を試みましたが、激化した競争には抗えず、閉店と解体撤去を余儀なくされました。跡地は近鉄不動産によって再開発され、ローレルコート姫路大手前通りが遂に竣工を迎えました!



地上11階建ての西棟と16階建ての東棟の2棟で構成され、延床面積21,572.24平方メートル・総戸数200戸の同物件は姫路市内最高層・最大級の分譲マンションです。



大手前通りに面しては高さ制限が設けられている為、西棟は11階に高さを抑制しつつも重厚さ且つ風格を備え、壁面は姫路城の石垣をイメージしたような設えで、エントランスも威厳を感じさせます。



重厚な列柱が連なる大手前通りのファサード。通りに面してテナントが入る予定で内装工事が進められているようでした。高級車のサロンや住宅機器のショールーム等が相応しい立地と佇まいです。



より高い東棟の屋上には姫路城も間近に望める屋上テラスが備わります。居住者のみが得られる非常に贅沢な特権です。



商店街に面した部分の仕上がりが気になっていました。二階町に面しては、壁を造って内部の目隠しとしつつ、敷地内へのエントランスも設けられています。



みゆき通りとの交差点。街に開けた滞留空間となる公開空地が設けられています。



みゆき通りの雰囲気に合わせて和の装いを連ねています。滞留空間には自然光を採り入れており、明るい雰囲気を醸し出しています。



植栽の前に和のオブジェを配置し、ベンチも設けられています。外国人観光客がひと休みしていました。まさに意図された用途で活用されています。



瓦を乗せた軒屋根がみゆき通りに沿って連なります。軒裏は木板とし、和の雰囲気を重視したテナント区画としています。



みゆき通り側にもマンションのエントランスが設けられています。雨に濡れずに買い物や駅へのアクセスが可能で、中心部で利便性を満喫できる住環境が整っています。



店舗区画は6戸。現状はまだ1区画のみの出店に留まっています。みゆき通りの賑わいを活性化させるテナントの出店が期待されます。



姫路駅前の大規模再開発によって駅から離れた位置に立地していた既存の老朽化した大型商業施設は激化した競争を生き残る事はできませんでした。いずれもマンションを中心として商業機能やホテルを併設した形に姿を変えた再開発が行われました。神戸でも現在、駅前で進められている大型再開発の完了後、競争についてこれない老朽感の顕著な商業施設は淘汰される可能性が高まるのではないかと思われます。街は生き物なので、時代と共に移り変わっていきます。

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