西神中央駅前再整備プロジェクトは、地域住民にとって最も関心の高い話題の一つです。特に、毎日利用されるバスターミナルは神戸市西区の交通の要衝として、その工事の進捗が気になるところです。

西神中央駅前広場では、現在のバスターミナルの上屋更新工事が進行しており、既に中央広場部分は完成を迎えています。

またエキソアレ西神中央に沿って、雨風を防ぐためのモダンなデザインの上屋も完成し、乗降場の供用も開始されています。

上屋下には数多くベンチが設置され、バスを待つ時間内もできる限り快適に過ごせるように配慮されています。

上屋の幅も既存施設の倍近くあり、しっかりと軒下をカバーして、雨や日差しを避けられます。

工事はバスターミナルの反対側に軸足を移しています。それにしても非常に大きなバスターミナルです。市内でも最大級の規模なのではないかと思われます。名谷、垂水、岡場等、郊外拠点の駅前には大きなバスロータリーが存在していますが、西神中央の規模はその中でも抜きん出ています。

ロータリー南側の歩道の舗装も既にいち早く刷新されています。

西側の上屋の更新工事が本格的に開始されています。

車道の一部も閉鎖して、既存の上屋の解体撤去が進行中です。西神中央駅の開業時より駅前のバスロータリー利用の乗客を雨や日差しから守ってきた上屋がその役目を終えました。

駅前のリニューアルによって美観や利便性が大きく向上し、地域住民の満足度は高められていると言えます。オシャレで住みやすい街は人々を惹きつけ、移住欲を掻き立てます。

中央の歩行者空間が拡大し、シンボル性が強まりました。

花時計横には「BE KOBE」が登場。花時計が人気のオブジェ化しました。ただ流石にここで記念撮影する人はいませんね。

多世代交流の拠点化、都市機能の集約によって、神戸市内で最もポテンシャルの高い住宅・生活拠点の一つとして再評価が進みます。神戸市西区全体の基準地価は、近年年率4%以上の変動率で上昇しています。西神中央駅周辺のエリアも高い変動率を示しており、地域全体のポテンシャルが評価に繋がっていると言えるでしょう。今後、これらの取り組みが、西神中央エリアの「最後の大きな開発用地」である西神車庫跡地へと誘われていく事になります。
リノベーション神戸・西神中央駅前バスターミナル上屋建替工事 快適なバス待ち空間の供用開始 街のポテンシャルも向上
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

