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8月末に閉館したそごう西神店跡である西神中央駅百貨店ビルについて神戸市と建物を管理する神戸交通振興株式会社は「西神中央駅ショッピングセンター」を12月4日(金)に臨時開業する事を発表しました。地域住民の要望や、建物を保有する市交通局からの要請を受け、1階及び5階の一部について、食物販、飲食を中心とした28店舗が開業します。
駅ビルであるこの建物が閉館している状況は街の健康には不健全です。建物のリニューアルについては総合商社の双日が優先交渉権者に決定しており、来年11月に再開業が予定されていますが、それまでの暫定措置として街の顔が復活する事になります。
https://www.kctp.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/a4c540d8f3755d927f5253b6fd09da85.pdf
西神中央駅ショッピングセンター臨時開業について「百貨店跡にただいまオープン!」
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デパ地下のようで、地域の人にとっては良い事ですね。
神戸交通振興株式会社は神戸市交通局のが100%出資する株式会社です。社長は、神戸市退職後にほかの外郭団体に努めた後に同社の社長に就任されたいわゆる天下り。社員数368名の大企業ですが、神戸市から6名が現職派遣され同社の全ての部の部長職に就任しているそうです。
生え抜き派課長職止まりと言うことのようですが…これじゃぁ伸びシロがない。
交通局から赤字ルートの路線バスやシティーループを引き継いだりと気の毒な感じもしますが、保有するバスも市バスのお下がりだし、神戸市からの年間受託収入も18億円位ある訳でコロナで喘ぐ民間のバス事業者からすると羨ましい限りでしょう。その他、神戸市の資産を管理運用できる訳で経営資源は豊富です。事業範囲も広くビル管理やエキナカのコンビニの経営もやっていたようですが、業績はどれも芳しく無いですね。経営センスと能力には?マークがつきます。
神戸市の外郭団体が絡む再開発ビルはどの場所も似たり寄ったりなデザインと雰囲気に思えます。この辺りの改革が進まなければ魅力的な街づくりも難しいと感じます。