ウォーターフロント

ポーアイしおさい公園・北公園から眺めるウォーターフロント 2025年早春



賑やかさを今春から増す予定の神戸港。既に見た目にも華やかになっており、ウォーターフロントが新たなフェーズに入った事をその景観からも認識できるようになりました。



その最も大きな要因は新港突堤地区の変貌によるものです。過去5年の間に同エリアは再開発が進み、その姿を大きく変えました。「港都神戸 グランドデザイン」が発表された2011年。掲載されてたイメージを見ても正直、絵に描いた餅としか捉えられず、現実味がありませんでした。



しかしその6年後に新港突堤西地区の再開発概要が発表されてから、新港エリアで実際に計画が動き出し、グランドデザイン発表から14年後の現在、デザインの内容からは少し掛け離れつつも、交流人口を確実に増やす施設が集積しています。



新たな沖合の眺望ポイントになる新港第1突堤先端から伸びる新設された波除堤。遊覧船に乗らずとも、ポーアイに足を伸ばさなくとも身近に神戸港と都心、そして山々を一望できるスポットが生まれます。



第2突堤先端に建設中の「緑の丘」も新たな集客・眺望施設として期待が寄せられています。



ジーライオンアリーナ神戸が景色に加わった事によって、神戸港の印象は大きく変わりました。



アリーナのライトアップが開始されれば、夜景についてもグレードが大きく引き上げられるでしょう。新港地区の建物にはいずれも夜間景観の向上への貢献が求められており、新たな彩りを与えるでしょう。



神戸空港に降り立った来神者は、ポートライナーで三宮に移動する際、必ずこのアリーナの存在を車窓から認め、何の建物だろうと思う事でしょう。神戸ストークスの活躍によって、アリーナの名称も全国区になる可能性は高く、訪れる人にも大きなインパクトを与えるに違いありません。



神戸港の新しい1ページが開くまであと残り約1ヶ月。神戸の抱える問題は山積しつつも、確実にこれまで以上にワクワクを与える都市へと前進している事は間違いありません。

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POSTED COMMENT

  1. 笑牛 より:

    この場所が素晴らしいからこそ、船だまりを埋め立てた上で、
    北公園とポーアイしおさい公園を繋げてほしいと思っています。
    そして間にある梱包団地を移転して、再開発できないでしょうかね。
    中公園駅からも近いですし、潜在能力が非常に高い土地だと思います。

  2. えるどらど より:

    北公園からの景色は、海と山が同時に楽しめて素晴らしいです。
    ただ、少し行きにくいのが難点です。
    もし可能ならば、第四突堤の付け根の辺りに公園というか広場というか
    そういうスペースを作ることができたら・・・
    横浜の山下公園から大桟橋を見るのと同じようなアングルで
    ポートターミナルに停泊するクルーズ船を眺める事が出来るかな・・・
    なんて思ったりします。

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