ポートアイランドII期

(仮称)ワコーレ中央区港島中町4丁目 新築工事 本格的な建設工事が始動



都心のタワマン規制が施行された後も、市内最大のマンション供給会社である和田興産がその攻勢の手を緩める事はなく、都心地区を含む市内各地で新築分譲マンションの供給を継続しています。そんな同社が初めて人口島ポートアイランドで手掛けるプロジェクトが本格始動しました。



(仮称)ワコーレ中央区港島中町4丁目 新築工事。建設予定地のすぐ隣接地にマンションサロンを設置し、販売促進を行っています。



旧神戸市中央市民病院・現神戸マリナーズ厚生会ポートアイランド病院の北側の駐車場の一部がマンション建設用地となり、「ワコーレ神戸P.I. TOWER RESIDENCE」と銘打たれたプロジェクトは、地上20階 延床面積13,489.68平方メートル 169戸(住戸167戸、コミュニティルーム1戸、ゲストルーム1戸)の規模です。



竣工予定は2年後の2027年1月。重機が入り、本格的な建設工事が始動しています。三点式パイルドライバとクローラークレーンが稼働中。杭工事に着手している模様です。



施工はノバックが受注しました。設計はワコーレご用達の大土呂巧建築設計事務所。元町通の計画はIAO竹田設計が受注獲得しましたが、こちらのタワー物件は再び大土呂が設計を担っています。



この物件は既成杭を採用しているようです。建物は鉄筋コンクリート造ですが、鉄骨製作所の看板が掲示されています。一部に鉄骨造の建物が加わるのでしょうか。



物件公式サイトが発表され、内容についても早くも全面解禁となった為、建物のデザインも明確になりました。都心物件とは異なり、あまりタワーマンション然としない、シンプルな外観デザインとなっています。



神戸新交通ポートアイランド線「みなとじま」駅徒歩2分という立地の為、駅前生活をキャッチコピーとしています。



物件の北側は遮る物が殆どない為、都心や六甲山が広がるパノラマビューが楽しめる事になりますが、バルコニーは東西面に配置されている為、眺望は側面の窓から眺める事になりそうです。住宅の断熱性能を引き上げる施策が強化されていますが、マンションについてもZEHを標ぼうする物件が増えてきました。この物件もZEHマンション化されます。

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