今年4月に竣工予定である江戸町筋の神戸銀行協会ビル跡地で進む神戸旧居留地91番地新築工事。神戸土地建物が推進するこの新築オフィスビルの正式名称は「神戸旧居留地91番館」に決定しています。セットバックした上部の外観のお披露目が開始されていましたが、遂に基端部の足場撤去も始まりました。
煉瓦パネルのカーテンウォールを貼った基端部の外観。ほぼ完成予想イメージパースと同様の色合いに仕上がっています。
新築オフィスビルですが、旧居留地の佇まいに調和した落ち着いたデザインの建物として、華美ではなく、洗練された外観が特徴です。デザインに定評のある安井建築設計事務所の秀作が新たに生まれようとしています。
東面のファサードについても全体が姿を現し始めました。
2-5階の4フロアは6階以上の上層階よりも基準階面積が大きくなっています。旧居留地内では、高さ20m以上のフロアにはセットバックが義務付けられている為、条例施行前の既存建物を除き、新築ビルは皆、このルールが適用されたデザインです。
アシックス関西オフィスはこのビルの6-7階に移転予定です。1階の店舗はコンビ二ではなく、大手カフェチェーンが入ってくれると、街の賑わいにも活気が出ます。三共生興スカイビルの解体によって、通り沿いの店舗が減ってしまったので、巻き返しを図れるテナントの出店が望まれます。ポトマックがYURTの復活を実現してくれると嬉しいですね。
神戸旧居留地91番地新築工事 「神戸旧居留地91番館」基端部の外観もお披露目開始!
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